フォーの糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

フォーといえば黒いスーツに身を包んだお笑い芸人のネタ、ではなくベトナム料理のことですね。麺料理のひとつで、麺の形は日本のきしめんに近いもの。ただ、原料は米粉なので正体としてはライスヌードルです。そんなフォーの糖質とカロリーを紹介します。

フォーは糖質が高いので注意が必要な食品

フォーの糖質は1杯で約83.1gと言われています。スタンダード糖質制限における糖質摂取目安量が一食あたり40g以下ですので、フォーはその2倍以上。2食分以上の糖質を含むことになります。

スーパー糖質制限だと一食あたり20g以下、1日あたり60g以下の糖質摂取目安になるので、もはやフォー1杯で1日分をオーバー。これでは糖質制限向けとは言えません。

糖質が高い理由は冒頭で話した通り、フォーには米粉を原料とした麺が含まれるからです。麺は小麦粉が原料であろうと、米粉が原料であろうと高糖質な食材で、ライスヌードル100gには約79gもの糖質が含まれています。

これは水分を吸う前の数字なので実際はもっと低くなりますが、それでも高糖質なことに変わりはありません。ここに味付けや具材の糖質が加わった結果、1杯の糖質が80gを超えてしまうのです。

フォーに限らず麺の入った料理はよほど特殊なものでない限り高糖質ですので、糖質制限中なら警戒しておきましょう。肉類や野菜類などは低糖質なので、たっぷり具材が入っていても糖質が増えることは少なめです。

フォーの糖質量については麺の量が左右すると言えるでしょう。外食店などで麺増量のフォーを見かけたら、注文は避けるように、というよりも普通のフォーの時点で糖質が高すぎるので糖質制限中は控えるようにしてください。

糖質0麺でフォーの糖質を大幅カット

上記で紹介したようにフォーは高糖質な食品です。そのため、糖質制限中の摂取には厳しいものがあります。そんなフォーの低糖質化を助けてくれるのが、糖質制限には欠かせない糖質0の麺です。

これは糖質を大幅にカットした麺のことで、糖質制限中にラーメンや中華そばなどを食べたくなった時に役立つアイテム。これを使ってフォーを作れば糖質は具材や味付けの分くらいで済むでしょう。

具材は鶏肉などの肉類、もやしやレタスなどの野菜類なら全く問題ないです。味付けも塩や鶏ガラスープを中心にすれば平気だと思います。塩はほぼ糖質を含みません。ライスヌードルを使わないフォーがフォーであるかやや疑問ではあるものの、糖質制限中でも気軽に食べられるのは嬉しいところですよね。

ただ、人によっては糖質0麺の味が合わないかもしれません。このあたりは実際に食べてみるのが早いでしょう。糖質制限中でもフォーが食べたい時にはこの方法で自作してみてください。意外と簡単なレシピなので料理初心者の方でも大丈夫ですよ。

フォーはカロリーもやや高め

フォー1杯のカロリーは477kcalと言われています。1杯のボリュームがそれなりにあるため、極端に高いとは言いませんが、逆に低いともいえないカロリー量ですね。

ちょっと大盛りのフォーなら600kcal越えも考えられますし、摂取する頻度は控えた方がいいかもしれません。毎日のようにフォーだと栄養バランス的にも偏りそうですしね。

カロリーが高い原因については麺と肉類でしょう。特に肉類はカロリーが高く少量でもフォーのカロリーを大きく上昇させます。糖質制限的には大丈夫ですが、肉がたっぷり入ったフォーには気を付けてください。

自宅で作る場合は肉類を控え野菜類を中心に、そしてカロリーの低い麺を使うことでカロリーを下げることが出来そうです。ちなみに、外食店で提供されるメニューは今回の数字よりも高カロリーなことが多いです。よりいっそうの注意を心がけましょう。

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