2017/06/05更新
レンズ豆の糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
日本の家庭ではあまり使われることのない豆のひとつがレンズ豆です。それでも水で戻す必要がなくそのまま調理できるため、とても便利な食材として、ヨーロッパやインドなどで親しまれています。そのため、日本でも料理好きの人なら、年に数回は使うこともあるのではないでしょうか。
とはいえ豆は基本的に糖質が多い食材です。お手軽なレンズ豆でも、糖質やカロリーが気になりますよね。ここではそんなレンズ豆の糖質とカロリーについて、糖質制限に向いているかどうかも含めて紹介します。
レンズ豆の糖質は多め!糖質制限には不向き
私たちのよく使う大豆や枝豆は糖質が少ない豆ですが、その他の豆はやや糖質が多いものがほとんどで、あまり糖質制限には向いていないものがいくつもあります。レンズ豆もその中のひとつで、レンズ豆100gの糖質は下記のようになります。
レンズ豆の糖質 | 糖質量(100g中) |
---|---|
レンズ豆(乾燥) | 44.0g |
レンズ豆(茹で) | 19.7g |
乾燥したレンズ豆は水分の含有量が少ないため、相対的に糖質が多くなります。乾燥したレンズ豆の糖質は100g中44gが糖質でかなりの高糖質ですが、茹でたレンズ豆も19.7gと、糖質がやや高めです。
スタンダードな糖質制限の場合、1食で摂取していい糖質の量は40gまでです。茹でたレンズ豆100gでその半分近くを占めてしまいますので、これはかなりの糖質量です。できれば糖質制限中には避けたい食材のひとつです。
レンズ豆はスープやカレーなどに使われますが、きちんと意識しておかないと、知らず知らずのうちに大量の糖質を摂取してしまうことになります。スープくらいなら糖質も少ないから大丈夫と思って、おかわりをしてしまうと簡単に糖質オーバーになります。
レンズ豆のカロリーは普通!食べすぎに注意
レンズ豆の糖質は、やや高めということを把握できたかと思いますが、ダイエットをしている人が気になるのはカロリーですよね。糖質は多くても、カロリーが少なければ良いじゃないかと期待している人もいるかもしれません。
- レンズ豆(乾燥・100g):352kcal
- レンズ豆(茹で・100g):170kcal
乾燥したレンズ豆のカロリーが高いのは、糖質と同じく水分の含有量によるものです。茹でたレンズ豆の170kcalというのは、高くもなく低くもない一般的なカロリーです。成人男性が1食で摂取するカロリーの目安が600〜700kcalですので、レンズ豆で170kcalくらいであれば、気にするほどのことではありません。
ただし、低カロリーというわけではありませんので、食べれば食べるほどカロリーは増えてしまいます。食べすぎなければ標準的なカロリーの食材ですので、糖質がオーバーしないように食べている分には、ほとんど気にする必要はありません。
糖質制限中にレンズ豆を使うときの注意点
茹でたレンズ豆は、糖質がやや多めでカロリーは標準的です。糖質制限中に使う場合には食べすぎないように気をつけてください。
また、調理するときにさらに気をつけたいのが、乾燥したレンズ豆を使うときです。レンズ豆は乾燥した状態のものをそのまま調理に使うことがよくあります。レンズ豆のスープなどは1人前で50gくらいの乾燥したレンズ豆を使うことがあります。
50gの乾燥したレンズ豆ということは、食材だけで糖質が22gにもなりますので、かなりの高糖質な料理になってしまいます。茹でたレンズ豆50gであれば、糖質量が10g以下ですので、食べすぎなければ問題ありませんが、22gの糖質となると一緒に食べるものの選択肢が大幅に狭くなります。
糖質制限中にレンズ豆を使うときは、できるだけ水煮などの茹でられたもの50gくらいを目安に使うようにしましょう。乾燥したレンズ豆はNG食材と考えて、使わないようにしましょう。
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