ひよこ豆の糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

インドで主食として食べられているひよこ豆は、インド以外にも世界中で主食の1つとして食べられています。スペイン料理にはひよこ豆を使ったレシピがいくつもあります。主食になるくらいですから、もしかして炭水化物が多いのではないかと気になりますよね。

ここではそんなひよこ豆の糖質について紹介します。また、ダイエットをしている人が気になる、ひよこ豆のカロリーについても紹介し、ダイエットに向いているかどうかを解説します。

ひよこ豆の糖質はやや高め！主食に食べるのは避けよう

豆の中でも私たちがよく口にする大豆や枝豆は糖質がとても少なく、糖質制限に適した食材なのです。そのため豆と聞くと低糖質高タンパクなイメージが定着していますが、実はそれらの豆以外の糖質はやや高めのものがほとんどです。

• ひよこ豆（茹で・100g）：15.8g

食材そのものの糖質が100gで15.8gですので、これに調味料などを加えた料理はさらに糖質が増えます。ひよこ豆を使った料理で、1人前に使うひよこ豆の量はおおよそ100gです。料理になると糖質量は20gを超えてしまうかもしれません。

もし食べるものがそれだけであれば問題ありませんが、いくら主食になるとはいえ、それだけでは1食の食事として不足してしまいますよね。そう考えると、主食として100g近いひよこ豆を摂取するのは、糖質制限としてはあまりおすすめできません。

おかずとして少し食べるくらいであれば問題ありません。できれば50gくらいまでに抑えて食べるようにしてください。それくらいであれば、調理したものでも糖質量は10g程度ですので、選ぶことができる他の食事の選択肢が広がります。

ひよこ豆のカロリーはやや高め！糖質制限中には最適

ひよこ豆の糖質はやや高めですから、糖質制限中は食べすぎないようにしなくてはいけませんが、そのときのカロリーはどう考えればいいのでしょう。茹でたひよこ豆100gのカロリーは下記のようになります。

• ひよこ豆（茹で・100g）：171kcal

100gで171kcalですので、極端にカロリーが高めというわけではありませんが、それでもやや高めです。カロリー制限であれば、食べるのを少し躊躇するかもしれません。ただし、糖質制限ではカロリーを気にする必要はありません。

糖質制限をしていると、自然と摂取カロリーは少なくなります。このため、ひよこ豆も糖質の関係で大量には食べられませんので、摂取カロリーもそれほど多くなることもありません。

むしろ糖質制限中はカロリーが不足しがちですので、ひよこ豆くらいのカロリーは積極的に摂取したいところです。カロリー制限では、ちょっと食べるのを躊躇するひよこ豆ですが、糖質制限ならまったく気にしなくてもいいというのは、糖質制限の面白さでもあります。

乾燥ひよこ豆を使うときの注意点

茹でたひよこ豆は、糖質もカロリーもやや高めですが、実は乾燥したひよこ豆は、糖質もカロリーももっと高めです。

• ひよこ豆（乾燥・100g）：374kcal／45.2g

もちろんひよこ豆に水を吸わせて、茹でたひよこ豆と同じ状態にすればカロリーも糖質も下がります。ところが料理に使うときに、レシピに乾燥ひよこ豆100gと書いてあり、それを調理したものをすべて1人で食べてしまうと、上記のカロリーと糖質を摂取することになります。

ひよこ豆を糖質制限で食べていいのは、あくまでも茹でたものであり、それでも食べ過ぎには注意してなくてはいけません。乾燥ひよこ豆を100g分も食べてしまうと、スタンダードな糖質制限での1食あたりに摂取していい糖質の量40gを軽くオーバーしてしまいます。

乾燥ひよこ豆と茹でたひよこ豆を、混同してしまわないように注意してください。

またフライで味付けしたものはカロリーが419kcalで、糖質は41.6gもあります。こちらも高糖質高カロリーですので、糖質制限中は絶対に食べないようにしましょう。

お酒のツマミなどに、ついつい手が伸びてしまいますが、糖質制限中はお酒のツマミとしての豆類は、枝豆と大豆以外は避けるようにしてください。

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