富士そばのメニューはカロリー高め？糖質制限向き？

東京を中心に展開し、サラリーマンに人気の高い富士そばは、立ち食いそば・うどんのチェーン店です。そばはヘルシーでということで、ダイエット中に利用している人も多いのではないでしょうか？ただし、本当にダイエットに向いているかということまでは、ほとんどの人が把握していないのではないでしょうか。

それでは本当に富士そばでダイエットができるのか、そのカロリーと糖質量をメニューからチェックしてみましょう。

富士そばのメニューでカロリーと糖質をチェック！

富士そばのメニューでカロリーと糖質量を確認したいところですが、実は富士そばではカロリーも糖質も公表していません。お店によく行く人はわかるかと思いますが、そもそも店内にメニューすら置いていません。券売機がそのままメニューになっています。

とはいえ、富士そばのメニューはシンプルですので、カロリーや糖質量を推定することはそれほど難しくはありません。

富士そばの麺は1玉でおおよそ170gです。うどん1玉の場合は200gくらいです。それぞれ100gのカロリーと糖質量は下記のようになります。

茹でそば（100g）：114kcal／24g
ゆでうどん（100g）：105kcal／21.6g

これをそのまま、1.7倍と2倍にしたいところですが、富士そばの減量はそば粉4：小麦粉6の比率で作られています。単純な比率だけで考えると、富士そばのそば100gのカロリーは108.6kcalで糖質量は22.56gです。

そば粉100%よりも小麦粉を混ぜたことによって糖質が少し下がります。結果的に富士そばのそばとうどん1玉のカロリーと糖質は下記のような計算結果になります。

これに汁が加われば、かけうどんとかけそばのカロリーと糖質量がわかります。一般的なめんつゆで100gのカロリーは79kcalで、糖質量は16.6gです。100gのめんつゆに対して、300gの水を加えると、うどんやそばの汁になります。その結果、かけそばとかけうどんのカロリーと糖質が計算できます。

かけそばもかけうどんもかなりの低カロリーなのがわかります。ただし、糖質はとても高めです。カロリー制限で考えたときには、そばもうどんもかなりダイエットに向いていますが、糖質制限で考えると、富士そばのそばもうどんもNGです。

ご飯ものメニューを加えるとカロリー制限でもNG

男性ですと1食の食事を、かけそばだけというわけにはいきませんよね。そばにトッピングするだけでなく、ご飯ものをセットで注文してはじめて満腹になれる人も多いはずです。

富士そばのご飯ものはカレーライスとカツ丼です。他にもミニ丼が店舗限定でありますが、カレーライスとカツ丼のカロリーと糖質をチェックしてみましょう。

こちらはカロリーも糖質もオーバーしています。そばやうどんでは足りないからと、カレーライスやカツ丼を加えると、カロリー制限でもNGになってしまいます。カロリー制限でダイエットをしている人は、ご飯ものではなくトッピングでお腹を満たすようにしましょう。

天ぷらそばでもカロリーは500kcal以下に収まるはずです。ただし、富士山もりそば・うどんだけはカロリー制限でもNGですので注意してください。

富士そばでは糖質制限はNG

カロリー制限であれば、そばメニューだけの注文ですとダイエット向きですが、糖質制限ですと富士そばはNGという結果になりました。そばもうどんも小麦粉を使っているため、どうしても糖質が増えてしまいます。

糖質制限をしているときは、小麦粉製品とごはんは避けなくてはいけません。そばも十割そばであれば、ぎりぎり許容範囲に抑えられなくはないのですが、富士そばのような安く食べることのできるそばは、そば粉よりも小麦粉のほうが多く使われます。

糖質制限は工夫次第で、NGメニューでも食べられるようにできることがよくありますが、富士そばの場合は工夫できる余地もありません。安くて手軽に食べることができる立ち食いそばですが、糖質制限中は利用しないように注意しましょう。

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