2017/01/11更新
唐揚げは糖質制限中に食べてもOK!衣を変えればかなり低糖質
居酒屋メニューやお弁当メニューの定番といえば唐揚げです。この唐揚げはかなり脂が多そうで、ダイエットを考えている人が敬遠したくなる料理のひとつですよね。でも糖質制限で考えたときに、実はこの唐揚げ、食べてもOKなんです。
ここでは糖質制限で唐揚げを食べてもいいという理由と、自分で唐揚げを作るときの工夫などを紹介します。
唐揚げの糖質は高くない
唐揚げの糖質はどれくらいだと思いますか?小麦粉をからめて揚げていますから、かなりの高糖質に思えるかもしれませんが、実は唐揚げの糖質は1個あたり3.5g程度になります。もちろん唐揚げのサイズによりますが、スーパー糖質制限をしている人でも食べれる糖質量ですよね。
そもそも鶏肉には糖質がほとんどありませんので、薄く衣に小麦粉をからめたくらいでは、それほど高い糖質量にはなりません。大量に唐揚げばっかり食べている場合はさすがに問題ですが、糖質制限中の唐揚げは、決して口にしてはいけないメニューではありません。
むしろ野菜と一緒に摂れば、満腹感も高くなるため、標準的な糖質制限をしている人にはおすすめのメニューのひとつになります。
参考:外食で糖質制限!おすすめ16店のメニューと4つの注意点
唐揚げがダイエットで避けられてきた理由
糖質制限をしている人にはそれぞれに理由がありますが、ダイエットのために糖質制限をしている人もいるかと思います。そんな人にとって「揚げ物は敵」というイメージが定着しているかと思います。このイメージがダイエットで唐揚げはNGだという考え方につながります。
少し大きめの唐揚げ1個(30g)のカロリーは71kcalもあります。3つ食べれば213kcalですので、そこそこのカロリーになります。これにタルタルソースなどを加えて唐揚げ弁当にすると、高カロリー弁当の完成です。
ところが最近は唐揚げダイエットなどが提案されるほど、唐揚げは太りにくい料理のひとつというように認識が変わっています。「唐揚げが太る」というのはすでに過去のことで、糖質の低さも含めて、唐揚げは健康的な料理として見直されています。
参考:唐揚げ以外の食品の糖質もチェック「食材糖質リスト」を見る
唐揚げをさらに低糖質にする方法
市販の唐揚げはすでに完成しているものですので、糖質量を変えることができませんが、自分で作れば、実はかなり低糖質な唐揚げを作ることが出来ます。
唐揚げの糖質の原因は小麦粉にあります。この小麦粉を低糖質な材料に変えることで、唐揚げは超低糖質な料理になります。低糖質な唐揚げを作りたい場合は、小麦粉を下記の材料に変えてみましょう。
- 大豆粉
- おから粉
小麦粉をこれらに変えるだけで、唐揚げの糖質は一気に下がります。小麦粉の糖質は100gあたり73.4gですが、大豆粉は15.4g、おから粉は5.9gになります。大豆粉にするだけで糖質は75%以上カットされ、おから粉の場合は90%以上カットされます。
味付けの調味料で多少の糖質を使うものの、やはり唐揚げで大きいのは衣の糖質です。小麦粉よりも使いづらいこともありますが、慣れてしまえば問題ありません。
問題は味です。味覚は人それぞれですので、好みの違いはあるかと思いますが、大豆粉よりはおから粉のほうが小麦粉の唐揚げに近い仕上がりになります。できればどちらも試して、自分に合っている代用品で唐揚げを作りましょう。
糖質制限で唐揚げを食べるときの注意点
低糖質とはいえ唐揚げにも糖質は含まれます。糖質制限をしているときは唐揚げの食べ過ぎには注意しましょう。1度に食べる量は2,3個を目安にして、それ以上食べる場合は衣を残すという方法もあります。食べ物を大切にするという意味では避けたいところですが、病気で糖質制限をしている人は、自分の体のためにも数を抑えるか、衣を取るようにしましょう。
また、ごはんと一緒に食べるときはごはんの量を少なめにしたり、居酒屋で注文したりするときは糖質の少ないお酒を選ぶようにしましょう。唐揚げそのものの糖質が少なくても、唐揚げはごはんやお酒に合いすぎる料理ですので、どうしても糖質摂取をしてしまう傾向にあります。
食べすぎないことを基本として、一緒に食べたり飲んだりすることで摂る糖質に注意してください。
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