2017/06/19更新
まるごとバナナのカロリーは?糖質制限には向いている?
まるごとバナナは山崎製パンの販売する、スポンジ生地の中にホイップクリームとバナナの入ったデザートのこと。その名の通りバナナがまるごと1本入っているのが特徴。今やスーパーやコンビニなどで見かけない日は無いほどの人気商品です。そんな、まるごとバナナのカロリーと糖質を見ていきましょう。
まるごとバナナのカロリーは高め
まるごとバナナ100gあたりのカロリーは234kcal、1本あたりだと430kcalとなります。この情報から、まるごとバナナ1本の重量は180g前後と予想されます。
成人男性が一食で摂取するカロリーを600~700kcalとすれば、1本まるまる食べても大丈夫なことになりますが、これは食事でほとんどカロリーを摂取しなかった時の計算。実際は食事のカロリーにプラス、まるごとバナナのカロリーとなるので、おそらく1本まるまるだとカロリーオーバーを起こしてしまうでしょう。
そのため、カロリー制限中なら半分程度に抑えておくか、そもそも摂取を控えることをおすすめします。カロリーが高い理由については、まずスポンジ生地の材料が小麦粉なこと、次に大量のホイップクリームが用いられること、そしてバナナがまるまる1本使用されるためでしょう。
バナナはフルーツの中で見ると高カロリーな部類であり、食べ過ぎればカロリーオーバーを引き起こします。要は、まるごとバナナとは高カロリーな材料が集まって完成したお菓子なわけです。
そんな食品が低カロリーなはずもありませんね。まるごとバナナにはトリプトファンなどの栄養が含まれると言われていますが、カロリーに対する栄養が摂取できるかは微妙なところ。そういった意味でもまるごとバナナの摂取はあまり推奨できません。
まるごとバナナは糖質も高い
まるごとバナナの炭水化物量は100gあたり27.9g、1個あたり51.4gとされています。本来はここから食物繊維を除くことで糖質をもとめるのですが、まるごとバナナの食物繊維が掲載されていないので、今回は炭水化物量を目安にしていきましょう。
スタンダード糖質制限の目安が一食あたり糖質40g以下ですので、100gの摂取ならセーフ。1個まるまるだと10g以上のオーバーとなります。つまり、糖質制限中ならせめて3分の2程度に切り分けなくてはなりません。
ただ、カロリーの項目でも話したように、まるごとバナナはおやつであり普通は食事の糖質プラスまるごとバナナの糖質となるわけですから、3分の2の摂取だとほぼ確実に糖質オーバーを引き起こします。
そのため、食べるにしても半分以下。それも食事の摂取糖質量をかなり抑えなくてはなりません。このことから、糖質制限中のまるごとバナナの摂取はおすすめできませんね。
糖質が高い理由についてはカロリーと同じで、生地もクリームもバナナも高糖質だから。バナナはフルーツ類の中でも特に糖質が高く1本あたり20g前後の糖質を含みます。これがまるまる1本入っているのだから、まるごとバナナの糖質が低くなるはず無いですね。
まるごとバナナもどきで糖質オフ
まるごとバナナはスポンジ生地にクリームとバナナを巻いた単純な構造ですので、作ろうと思えば自作も可能です。実際、ネット上にはまるごとバナナのレシピが大量に掲載されています。
ただ、その通りに作ってしまうと糖質量がそう変わらないので、小麦粉は大豆粉などに、ホイップクリームには砂糖を加えず糖質カットの甘味料などを加えるようにしましょう。そうすることで、まるごとバナナの糖質をグッと抑えることが可能です。
ただ、バナナについては他の食品による代用が難しいですね。そこで、バナナは単純に量を減らすといいでしょう。1本まるまるでなくなった瞬間、まるごとバナナでは無くなってしまいますが、そもそもまるごとバナナは山崎製パンの商品であり、自宅で作った場合はあくまでも「まるごとバナナもどき」です。このことも含め、特に1本まるまるに固執することもないでしょう。
▼ おすすめの関連記事
バナナは糖質制限中に食べてもOK?GI値や栄養素を徹底解剖
▼ おすすめの関連記事
生クリームの糖質は?植物性と乳脂肪?ホイップは糖質が高め?
▼ おすすめの関連記事
糖質制限中に食べるなら和菓子?洋菓子?どちらがマシ?
▼ おすすめの関連記事
低糖質スイーツ!アイス!お菓子が大集合!コンビニ&スーパーに急げ
私達といっしょに糖質制限を広めてみませんか?
インスタ60,000フォロワー突破!役立つ情報満載!