2017/06/07更新
柏餅のカロリーは高い?糖質制限には向いている?
柏餅は間に餡子を挟んだ上新粉の餅にカシワなどの葉を巻いた和菓子。こどもの日である5月5日にはつきものであることから、4月下旬あたりからスーパーやコンビニに並びます。間に挟む餡子は粒あんやこしあんだけでなく、みそあんも存在するようです。そんな柏餅のカロリーと糖質を見ていきましょう。
柏餅のカロリーは高め
柏餅のカロリーは100gあたり206kcal、1個(80g)あたりだと165kcalとされています。大福100gが242kcal、饅頭100gが272kcalなことを考えると和菓子の中ではやや低めかもしれませんが、食品全体で見れば決して低くはありません。
成人男性の一食分が600~700kcalとされているので、柏餅1個で4分の1程度を摂取することになりますね。そのため、カロリー制限中ならせいぜい1個が限度でしょう。2個も食べれば300kcalを超えてしまいますので、食べ過ぎには注意してください。
そうそう食べるタイミングがないと思って、5月5日に3個も4個も食べてしまうと後悔しますよ。ちなみに、柏餅のカロリーが高い原因については、メインの材料となる上新粉や餡子の多様です。どちらもカロリーが高めの食品ですので、一般的な材料を使用して作る場合は、基本的に低カロリーにはならないと考えておきましょう。
ちなみに、今回のカロリーに葉っぱは含まれていません。一応は自然の物なので食べることは可能であり、カロリーも低めと思われますが、近年は中国からの輸入品なども増えているようなので止めた方がいいかもしれませんね。残留農薬などが付着している恐れもあります。
柏餅は糖質制限に向かない
柏餅の糖質は1個(80g)あたり約36g、100gあたりだと約45gもあります。柏餅に使われる上新粉と餡子は糖質が高いことで有名な食材なので仕方ないですね。残念ながらかなりの高糖質なので糖質制限には向きません。
大福100gの糖質50.4gや、饅頭100gの糖質58gと比較すれば低めではあるものの、スタンダード糖質制限の目安が一食あたり糖質40g以下ですので、1個でほぼ一食分となってしまいます。
そもそも、メインの材料となる上新粉はうるち米を精白したのち乾燥させたものです。つまり、柏餅の餅部分はいわばお米。ご飯は茶碗1杯で約55gも糖質を持った食品です。
また、間に挟まれる餡子も糖質が高く、こしあんだと100gあたり20.3gほどの糖質があります。これらの材料が合わさった食品が低糖質なはずないですね。食べるにしても半分程度にするなど工夫してください。
低糖質な柏餅は作れる?
柏餅の糖質を抑えることは一応可能です。ネット通販などを探すと低糖質な餡子が販売されているので、これを通常の餡子と置き換えてあげれば、餡子の分の糖質を大幅にカットすることが出来ます。
商品によっては9割程度の糖質カットを実現しているようなので、それなりの低糖質化が期待できるでしょう。ただ、皮部分に上新粉や白玉粉などを用いる時点で決して低糖質にはなりません。レシピにもよりますが、1個あたり20g前後の糖質は覚悟しておいた方がいいでしょう。
そのため、食べ過ぎには気を付けてください。あくまでも、元の柏餅と比べて糖質制限向けになるだけであって、糖質量が高めなことは変わりありません。油断して2個も食べてしまえば、それだけで一食分の糖質になる可能性もあります。
ちなみに、柏餅は葉の部分を見ると中の餡子が分かるようで、葉の表側がこちらに向いていればみそあん入り、裏側がこちら側なら小豆餡入りとなります。自宅で柏餅を作る際はこれにならって葉っぱを巻いてみてはいかがでしょうか。
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