ロールキャベツの糖質はどのくらい？カロリーは？

キャベツを使った料理と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、何といってもロールキャベツでしょう。挽き肉とキャベツの奏でるハーモニーは絶品。それでいてレシピは肉を巻いて煮込むだけと非常に簡単なものです。そんなロールキャベツの糖質とカロリーを見ていきましょう。

ロールキャベツの糖質は低め

ロールキャベツは肉類や野菜類をメインに構成されていることから糖質量は低めです。100gあたりなら糖質約5.6g、1個のサイズを大きめに想定して200gだとしても、1個あたり糖質約11.2gです。さすがにお腹いっぱいロールキャベツは難しいものの、2個程度なら十分に食べられるでしょう。

メインのおかずをロールキャベツにして、後はスープやサブのおかずをいくつか。これならスタンダード糖質制限の目安である糖質40g以下に抑えられると思います。

ちなみに、同じく肉を皮で巻いた餃子は100gあたりの糖質量が約23.8gもあります。中身の違いも多少がありますが、これら2つの主な違いは皮部分。つまり、皮が小麦粉ではなくキャベツになるだけで糖質がグッと落ちることが分かります。

逆に考えれば小麦粉から作る皮の糖質がいかに高いかも分かるでしょう。ロールキャベツは多めに作っておけば冷凍保存しておくことも可能な料理です。糖質制限中は少し多めに作っておき、昼食や夕食が寂しい時に追加するといいでしょう。けっこうな食べごたえがあるので1個でも満足感は高いと思われます。

ロールキャベツのカロリーはやや高め

ロールキャベツ100gのカロリーは94kcal、1個を200gとすると1個あたり188kcalほどです。成人男性の摂取するカロリーが一食あたり600～700kcalと考えると、1個で3分の1程度。

ロールキャベツ2個とご飯のセットでギリギリ。そこにスープやサラダなどが加わるとカロリーオーバーを起こしそうですね。そのため、ロールキャベツは決して低カロリーとは言えません。

むしろやや高いくらいで食べ過ぎには注意。レシピによっては1個で200kcalを超えることもあるので気を付けてください。特に中の肉が多いロールキャベツはカロリーが高めです。

ロールキャベツをさらに低糖質にする

もともと糖質が低めとされるロールキャベツですが、レシピによってはさらに低糖質化を図ることが出来ます。ロールキャベツの材料の中で糖質が高めなのは玉ねぎですので、これを他の野菜に置き換えてしまいましょう。置き換える野菜は糖質の低いものなら何でも大丈夫です。

ネットのレシピでは大根などが代用に使われていますね。食感こそ変わるものの大根なら100gあたりの糖質が2.7gしかありません。これに対して玉ねぎは100gあたり7.2gの糖質がありますからね。もし100g使うとなれば糖質量が4.5gも変わってきます。半分の50gでも2.3g程度の差があります。

玉ねぎ以外の材料は特に問題ないでしょう。卵も挽き肉も糖質をほとんど含みません。レシピによっては牛乳を使用しますが、これも少量なら大丈夫だと思います。気になるなら牛乳を使わずとも平気ですよ。

糖質が高いロールキャベツもある

糖質を低くするレシピがある一方、中には糖質の高いロールキャベツのレシピも存在します。それはケチャップで作るロールキャベツです。ロールキャベツにケチャップを用いることは少なくないのですが、ケチャップは大さじ1杯で3.9gの糖質を持った調味料です。

そのため、ちょっと多めにケチャップを投入するだけで完成品のとうしつが大幅にアップ。さらに、砂糖が加わる子供向けレシピだと糖質量はかなり高めかと。他にも外食店のロールキャベツが高糖質だったりするので気を付けてください。

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