2017/04/26更新
おからパウダーの糖質はどのくらい?カロリーは?
糖質制限をしていると小麦粉を使った加工品は基本的にNGとなります。そのため、小麦粉の代わりに他の食材を利用するのですが、そのうちのひとつがおからパウダーです。そんなおからパウダーは実際のところ、どれくらい糖質が低いのでしょう?ここではおからパウダーの糖質量とカロリーについて説明し、糖質制限で利用するときのポイントなども紹介します。
おからパウダーは糖質少なめ!小麦粉の代用品として最適
おからパウダーは小麦粉の代わりに使われるくらいですから、糖質はかなり少なめというのはわかりますよね。おからパウダー100gの糖質量は下記のようになります。
- おからパウダー(100g):5.9g
低糖質の定義が「100gあたりの糖質量が5g以下」ですから、おからパウダーは低糖質とはいえないものの、かなり糖質が少ない食材と言えます。小麦粉100gの糖質量が73.4gですから、その1/10以下です。これくらいの糖質量なら安心して使うことができます。
おからパウダーの糖質が少ない理由は、食物繊維の多さに理由があります。おからパウダーは100g中なんと45.2gが食物繊維です。このため、炭水化物が51.1gと多いにも関わらず、糖質が少なくなっています。
おからパウダーは、豆腐を作るときの搾りかすとして残ったおからを乾燥して作りますので、原料は大豆です。大豆の栄養成分の多くは豆腐に使われ、おからはその残りでしかありませんので、割合として食物繊維が高くなっているというわけです。
おからパウダーのカロリーはやや高め
糖質がかなり少なめのおからパウダーですが、カロリーも気になる人もいるかもしれません。おからパウダー100gのカロリーは下記のようになります。
- おからパウダー(100g):350kcal
おからパウダーのカロリーは特別に多いということも、少ないということもありません。加工品のカロリーによって変わりますが、小麦粉のカロリーとそれほど変わりませんので、カロリー制限をしている人には、あまりおすすめできません。
糖質制限をしている人は、これくらいのカロリーを気にする必要はありません。基本的に糖質制限では、極端に摂取しすぎない限りカロリーについては考える必要はありません。むしろカロリー不足になりやすいため、できるだけしっかりカロリーを摂取しておきたいところです。
そういう面でも、おからパウダーはとても優れた食材のひとつです。糖質制限をしている人は、少しだけでも家に常備しておくと何かと便利です。ぜひ購入しておきましょう。
糖質制限でおからパウダーを使うときの注意点
おからパウダーは小麦粉の代用品としてとても優れた食材ですが、ひとつだけ注意したいことがあります。おからパウダーは、全体の半分近くが食物繊維で出来ています。適量であれば腸の活動を活発にして便秘の解消などにつながることもあります。
ところがおからパウダーを摂取しすぎると、お腹がゆるくなってしまう可能性もあります。おからパウダーを使ってみて、お腹がゆるくなるという自覚がある場合は、おからパウダーの量を減らすなどして、体に負担の掛からない範囲で活用しましょう。
おからパウダーは小麦粉の代わりになりますが、揚げ物の衣や、あまり膨らませない焼き菓子の場合は、そのまま代用することができますが、パンやケーキのように膨らませたいというときには、そのまま使うことができません。
完全な小麦粉の代用品というわけではなく、適している使い方とそうでない使い方がありますので、インターネットで掲載されているレシピなどを参考に、自分なりに量の調整をしながら何度か作ってみて、最適な使い方を見つけてください。
おからパウダーは糖質制限をしている人にとって強い味方ですが、万能ではないということを頭に入れておきましょう。体との相性もありますので、使用するときは適量を心がけて、なおかつおからパウダーの代用が適している料理を作るときに使用してください。
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