2017/02/14更新
カルピス・カルピスウォーターなどの糖質は?カロリーは?
他の飲料にはない独特に味わいやのど越しが印象的なカルピスは1919年から販売されている超ロングセラー商品。濃縮されたものを自宅で希釈して飲むものですが、1991年からは事前に希釈されているカルピスウォーターも販売されています。今回はそんなカルピスの糖質やカロリーを見ていきましょう。
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カルピスの糖質やカロリーは高め
カルピスの公式サイトで栄養成分を見てみると、100mlあたりの炭水化物が11.2g、カロリーが46kcalとなっています。カルピスに食物繊維は含まれていないので、そのまま炭水化物の11.2gが糖質と思っていいでしょう。
糖質11.2gといえば、糖質が多いことで有名なコーラに相当する数字です。「これを水や炭酸で希釈するんだから、そんなに多くないんじゃ」と考えている方は大間違い。
カルピスの栄養成分に表示されているのは5倍希釈をした想定の数字。つまり実際に薄めて飲んだ時に11.2gの糖質を摂取するということです。しかも、これは100mlあたり。一般的なコップの容量が200ml程度なので1杯で22.4gの糖質を摂取することになります。
糖質制限の目安はプチ糖質制限で1食当たり60g以下。飲み物だけで3分の1以上を占めるのはなかなかに辛いところでしょう。しかも、カルピスは特に栄養豊富なわけでもないため、置き換えをするのも難しいです。
ちなみに、5倍希釈の成分をもとに計算してみると、カルピスの原液は100mlで56gということに。カロリーは230kcalくらいでしょうか。原液をそのまま飲む方はいないと思いますが参考までに紹介しておきます。
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カルピスウォーターも糖質やカロリーが高いので注意
カルピスウォーターは冒頭で紹介したように、初めからカルピスを良い塩梅で希釈したものです。一般的なカルピスはいちいち希釈する必要があるので面倒でしたが、カルピスウォーターなら外でも簡単に楽しめます。
そんな商品なので5倍希釈のカルピスと全く同じ栄養成分だろうと思いきや、実際に見てみると100mlあたりの炭水化物が11.1g、カロリーが45kcalと若干ながら違います。比べてみるとほんの少しだけカルピスウォーターの方が数値が低いのです。
本当に些細な差なので特に気にする必要はないのですが、覚えておくと話のネタになるかもしれません。とはいえ、原液のカルピスを正確に5倍希釈する方も少ないでしょう。そのため、実際にはカルピスウォーターよりも糖質が低くなることもありえます。
カルピスは少し薄めに作ろう
カルピスはコーラやサイダーと違って自分で調整できるのが救いです。本来は5倍希釈が推奨されているわけですが、これだと糖質量が少し多いので、糖質制限中は少し薄めに作ってやればいいわけです。
6倍希釈なら9.3g程度、7倍希釈なら8g程度と、薄めれば薄めるほどに糖質やカロリーは落ちていきます。もちろん味も薄くなるわけですが、10倍希釈など極端なことをしなければ、カルピスの美味しさが大きく損なわれることはないでしょう。
それに人間の舌には慣れがあります。味の薄いものでも飲んだり食べているうちに慣れてきて美味しさを感じるようになると思いますよ。よくカルピスは濃い目が好きといって3倍、4倍程度で飲む方がいますが、あれは絶対にアウトです。
3倍のカルピスの糖質は100mlで18.6g程度。コップ1杯で30gを簡単に超えてしまいます。ちなみに、カルピスは炭酸でわるのもおすすめ。炭酸には満腹感を演出する効果があるため、食事前に飲んでおくと食べる量を減らすことが出来るのです。
すなわち糖質の摂取量を軽減できるということ。カルピスをどうしても飲みたくなったら薄めに炭酸水で割る。ぜひこれを実践してみてください。
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