2017/04/17更新
キムチの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
韓国の女優さんやアイドルはみんな細くてきれいということもあり、韓国料理のダイエット効果が注目されたことがありました。その影響からかキムチは痩せやすいという印象を持っている人も多いかともいます。キムチはダイエット効果が高いと紹介しているサイトもあります。
とはいえ、イメージだけではなくきちんと理論的にダイエット効果があるのかを知りたいですよね。ここではそんなキムチが糖質制限ダイエットに向いているかについて紹介します。
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キムチのカロリーとダイエット効果?
キムチの糖質を紹介する前に、キムチのどのようなところにダイエット効果があるかについて知っておきましょう。
すでに知っている人も多いかと思いますが、キムチに含まれているカプサイシンが、キムチを食べると痩せると言われている最も大きな理由です。カプサイシンを口にすることで血行がよくなり、体が温まります。その結果として新陳代謝がアップし、ダイエットがあるとされています。
キムチは野菜ですから食物繊維が豊富で、乳酸菌が多く含まれていることも健康に痩せることができるとされている理由のひとつです。キムチのカロリーが100gあたり46kcalと低めであることも影響しています。
1度に食べるキムチの量は50g程度ですから、1度に摂取するカロリーは23kcalとかなり少なめです。カロリーを気にすることもなく、新陳代謝もアップして栄養価も高いため、キムチはダイエット効果の高い食材として考えられてきました。
キムチの糖質はやや高めで注意が必要
カロリー面で考えたときにはキムチは痩せやすい食品のひとつですが、その糖質はやや高めで、糖質制限をしている人には注意する必要があります。キムチは100gあたり15.6gが糖質です。1食分の50gであれば、糖質量は7.8gとやや高めです。
スタンダードな糖質制限をしている人が1食で摂取していい糖質量の目安は40gです。キムチを50g食べると、他の食品で摂取していい糖質量は32.2gですから、料理の選択肢が大幅に狭まってしまいます。
もちろん絶対に食べてはいけないというわけではありません。キムチのカプサイシン効果などを期待するのであれば、上手に他の食品と組み合わせることで、糖質量を40g以下に抑えることで、さらにダイエットを効果的に進めることが期待できます。
キムチはあくまでも副菜ですので、メインの料理も低糖質にこだわっていれば、糖質制限をしていても問題なく食べることができます。言うまでもありませんが、一度に食べる量はきちんとコントロールするようにしましょう。大皿に盛り付けるのではなく、1度に食べていい量だけを小分けにすれば、食べ過ぎを防ぐことができます。
糖質制限でもキムチを食べるポイント
キムチはとても栄養価の高い食品のひとつです。ミネラルが豊富でビタミンも多く含まれていますので、栄養バランスという意味では積極的に取り入れたいところです。ただしすでに紹介したように糖質はやや高めですので、食べ方には注意が必要です。
- 1食分の目安は50g以下にすること
- 糖質の低い食材と組み合わせる
- 糖質の少ないキムチを選ぶ
上記の3つが、糖質制限でもキムチを食べるときのポイントです。
市販品を食べるときはやはり50g以下に抑えるようにしましょう。ついつい食べすぎてしまうという人は、メインの料理の中にキムチを混ぜてみると食べ過ぎを防ぐことができます。例えば野菜炒めにキムチを50gだけ入れて作れば、食べすぎることなくキムチを味わうことができます。
豚キムチはキムチ好きには最適な糖質制限食のひとつです。豚肉は糖質がほとんどありませんので、キムチと組合せてもトータルの糖質量はそれほど高くはありません。上手に食材を組合せて調理すれば、キムチを使った料理でもお腹いっぱい食べることができます。
市販品のキムチでも商品によってその糖質量は違います。市販品のキムチを選ぶときにはできるだけ炭水化物が少ないものを選ぶようにしましょう。最近のキムチは食べやすくするために甘めに作られているものも増えていますが、これらは糖質が高めのものがほとんどですので、しっかりと辛いキムチを選びましょう。
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