2017/07/31更新
甘栗の糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
縁日などで売られている甘栗が好きだという人、多いのではないでしょうか。栗は糖質が高い食品のひとつですので、糖質制限中にはあまり食べることができません。それでも甘栗を食べたいという人は、どれくらいまでなら食べてもいいのか気になりますよね。
ここではそんな甘栗の糖質量とカロリーについて紹介します。糖質量を知っていれば、どれくらいまでなら食べられるか計算できますので、甘栗を好きな人はぜひチェックしておきましょう。
甘栗は糖質高め!糖質制限にはかなり不向き
あまり知られていませんが、甘栗に使われている栗は日本のものではありません。日本の栗は甘栗には向いていないため、ほぼすべてが中国産の栗です。この中国の栗はとても糖質が高めで、その糖質が甘さにつながっています。
- 甘栗(100g):40g
文部科学省の食品成分データベースによると、甘栗の可食部100gに含まれる糖質量は40gです。甘栗の可食部は1個あたり約5gです。単純計算で20個の甘栗を食べると、それだけの糖質を摂取することになります。
スタンダードな糖質制限をするときは、1食で摂取していい糖質量は40gまでです。間食に甘栗を100g食べてしまいますと、食事を抜かなくてはいけなくなります。100gも食べる人はいないと思うかもしれませんが、20個なんてあっという間です。
それではどれくらいなら糖質制限中に甘栗を食べてもいいのでしょう。間食として10gくらいであれば、食事の糖質を減らすことで1日の摂取量を抑えることができます。そのときの甘栗の数は5個までということになります。
5個で足りるかどうかは人によって変わってくると思いますが、糖質量で管理する場合は5個までならOKで、それ以上は食べないように気をつけてください。もちろんその後の食事で糖質を減らすことも忘れないようにしましょう。
甘栗のカロリーは高め!糖質制限の範囲内ならOK
甘栗の甘さを考えると、カロリーはとても高めであることが予想されます。実際に甘栗のカロリーはやや高めで、ダイエット中はあまり摂取したくない値です。
- 甘栗(100g):222kcal
20個の甘栗で222kcalもあります。間食のカロリーとしてはやや高めです。スナック菓子などを食べるよりはよっぽどカロリーを抑えられていますが、それでもカロリーを摂取しすぎていることには変わりありません。
とはいえ、糖質制限では基本的にカロリーについては考えなくてもかまいません。糖質だけ注意していれば、カロリーは自然と抑えられますし血糖値も上昇しません。このため、甘栗でも糖質制限の範囲内で摂取する分には、まったく問題ありません。
糖質制限中に間食として食べるなら5個程度です。このときのカロリーは55.5kcalですので、カロリーオーバーになるような値ではありません。糖質制限ダイエットをしているのであれば、甘栗のカロリーは気にせず食べてください。
糖質制限中に甘栗を食べるときの注意点
甘栗は食べすぎないこと。これが糖質制限中の大原則です。絶対に食べてはいけないものではありませんが、自ら積極的に購入するのは避けましょう。「少しだけ」のつもりがついつい食べすぎてしまいます。友だちが分けてくれるという分を数個食べるくらい。それくらいがちょうどいい量です。
日本栗のほうが糖質は少なめでおすすめですが、それでも糖質量は1割くらいしか変わりません。栗そのものが糖質制限には向いていない食材だということを忘れないようにしてください。そのうえで、糖質量をコントロールして食べるようにしましょう。
ちなみに甘栗を作る過程で、水飴を加えていますが、この水飴は甘栗の糖質には影響しません。甘栗を作るときに、熱を伝わりやすくしたり、加熱によって弾けたりしないようにするために使われています。水飴が皮の内部に染み込んでくることはありません。
甘栗の糖質、甘さは中国栗が本来持っているものです。添加物などの加わっていない自然の甘みですので、糖質が高いことを除けばとてもおすすめの食品です。糖質量がオーバーしないように上手に摂取しましょう。
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