玄米フレークの糖質はどのくらい？カロリーは？

忙しい朝はごはんをサッと済ませたい。そういう人たちに人気の朝ごはんがシリアル類です。牛乳とシリアルがあれば、栄養価も十分な朝食がすぐに完成です。でもシリアルって糖質が高めな気がしますよね。だとしたら、もうシリアルの中でもヘルシーな感じのする玄米フレークはどうでしょう？

玄米ですから食物繊維がたっぷりで、糖質も少なめなんじゃないかと期待してしまいますよね。ここではそんな、玄米フレークの糖質とカロリーについて紹介します。

玄米フレークは炭水化物多め！糖質がわかりにくいので注意

ケロッグの玄米フレークは、玄米を主原料としたシリアルです。原材料には玄米のほか、精米や砂糖、小麦などが使われています。

糖質制限をしている人が気になる食材ばかりが入っていますが、その糖質量はどれくらいあるのでしょう。残念ながら玄米フレークの糖質量は公表されていません。このため、炭水化物の量を糖質量として紹介します。

• 玄米フレーク（100g）：84.25g

この値だけを見ると、玄米フレークは糖質制限に向いていない食品です。ところが、玄米フレークは1食分が40gですので、このときの値は33.7gです。しかもこの値は食物繊維を含んだ値ですので、実際の糖質量はそれ以下ということになります。

スタンダードな糖質制限では、1食で摂取していい糖質量が40gまでですので、玄米フレーク40gであれば、糖質の摂取量として、まったく問題はありません。牛乳200mlと合わせて、ギリギリ許容範囲内に収まります。

できれば朝ごはんとしては、もう少し糖質を抑えたいところですが、忙しい朝だけ玄米フレークにするというのであれば、糖質制限で食べることは可能です。

玄米フレークのエネルギーは高め！糖質制限ダイエットではOK

糖質が大丈夫でも、ダイエットをしている人はカロリーも気になりますよね。100gの玄米フレークに含まれるカロリーは次のようになります。

• 玄米フレーク（100g）：375kcal

100g換算するとカロリーは高めですが、実際には40gが1食分ですので、1食あたりのカロリーはたったの150kcalです。成人男性が1食で摂取するカロリーの目安が600〜700kcalですので、これは少ないというよりは、少なすぎる値です。

糖質制限では、カロリーを考えなくてもいいと言われていますが、それは摂取カロリーが高めの食材に言えることです。摂取カロリーが少なすぎる場合は、日常生活で、急に力が入らなくなることがあるため、ある程度のカロリーは意識して摂りたいところです。

牛乳でカロリーを補ったとしても、1食で摂取するカロリーとしては足りません。摂取カロリーが少なければ痩せやすいと思うかもしれませんが、健康に痩せようと思うと、極端なカロリー不足はあまりおすすめできません。

玄米フレークは糖質制限に向いていて、カロリーも問題はありませんが、他にも栄養価の高いものも食べるようにしないと、仕事や授業に集中できなくなるかもしれません。一緒に食べるものをよく考えて、カロリーが不足しすぎないように注意してください。

糖質制限中に玄米フレークを食べるときの注意点

糖質制限で食事に玄米フレークを食べることは問題ありませんが、カロリー不足になる可能性があると紹介しました。実はこのカロリー不足は、糖質制限で玄米フレークを食べる上では少し厄介です。

玄米フレークと牛乳で糖質量はほぼ限界値の約40gくらいになります。これ以上糖質は摂取できないのに、カロリーが不足しています。しかも、ご飯としての満腹感はかなり低めです。糖質制限の魅力はお腹いっぱい食べてもいいということです。玄米フレークはそれが難しい食品です。

できることなら、糖質制限中の朝ごはんとしては、常用するのではなく、たまに使うくらいに抑えておきましょう。もう少し糖質を抑えて、カロリーもしっかりある朝ごはんがおすすめです。ハムや卵、サラダなどをバランスよく摂取しましょう。どうしても時間がない、そういう朝だけ玄米フレークを活用して、無理のない糖質制限を続けてください。

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