カロリーメイトの糖質はどのくらい？カロリーは？

忙しい時にお手軽に食べられて、食事の代わりにもなる便利な食品がカロリーメイトです。ところが、カロリーメイトが誕生したのは糖質制限という考え方がなかったころであり、なおかつ、手軽に十分な栄養を摂るための食品ですので、ダイエットのためのものでもありません。

ここではそんなカロリーメイトが糖質制限に向いているのかどうかを、その糖質とカロリーを紹介しながら説明していきます。

カロリーメイトの糖質はかなり高め！糖質制限中は食べ方に注意

カロリーメイトは栄養バランスに優れた食品ですが、原材料の小麦粉と砂糖を使っていることもあり、糖質は高めです。糖質制限という考え方のなかった時代に誕生した食品ですので、仕方のないことですが、その糖質量は下記のようにかなり高めです。

朝ごはんなどには4本を食べることが多いと思いますが、1本20gで4本なら80gです。このときの糖質量が40g前後ですので、スタンダードな糖質制限をしている場合は、それ以外に糖質の入ったものを一切口にすることができません。

ただし食事と考えて、4本ではなく2本ですと、実はそれほど糖質は気になりません。2本で20gくらいの糖質量ですから、糖質制限としてはまったく問題なく、まだ他の食品から20g分の糖質を摂取してもかまいません。

糖質制限をしているときには、カロリーメイトは2本までにしておき、お腹が空く場合は、その他の糖質が低めの食品でカバーするようにしましょう。カロリーメイトは2本入りでも売られていますので、そちらをおすすめします。

カロリーメイトのカロリーは高め！糖質制限でも気にしなくてOK

カロリーメイトは、食事の代わりになるため開発された食品です。このため、しっかり栄養とエネルギーを摂取することができます。4本食べることで、必要最低限のカロリーと栄養を摂取できるように作られているため、カロリーは高めです。

• 全種類（4本）：400kcal

カロリーは全種類1本100kcalです。4本（80g）で400kcalですので、かなりの高カロリーと言えますが、他に何も食べないことを考えると、400kcalというのは、決して高すぎる値でもありません。1食分の食事の代わりに4本のカロリーメイトを食べるのであれば、むしろ摂取カロリーとしては少なめです。

糖質制限で考えるときには、まず糖質をコントロールするために、食べる量は2本までです。このときのカロリーは200kcalですので、むしろカロリー不足が気になります。摂取していい糖質はあと20gの余裕がありますので、そこでカロリーをしっかり摂取するようにしましょう。

いくらダイエットのためとはいえ、1食の摂取カロリーが200kcalではあまりにも少なすぎます。1週間に1度くらいならそういう日があってもいいと思いますが、毎日それではカロリー不足になりますので、注意してください。

糖質制限中のカロリーメイトは緊急時のみOKとする

カロリーメイトは4本で糖質量がちょうど40gです。他に糖質をまったく摂らないのであれば、実は糖質制限でもギリギリ許容範囲内ということになります。ただし、他に糖質を摂らないようにするためには、飲み物もお茶やブラックコーヒーにしなくてはいけません。

そこまで気を使えば、1食分をカロリーメイトに置き換えてもいいのですが、毎日のように置き換えるのはおすすめできません。栄養バランスに優れているとはいえ、カロリーメイトばかり食べていたのでは、栄養が偏ってしまいます。

絶対にカロリーメイトを食べてはいけないというわけではありませんが、糖質制限ダイエットのために積極的に使うのはおすすめできません。忙しすぎて、何も口にする余裕がない状態なら、カロリーメイトという選択肢もあるくらいに考えておきましょう。

常用するのでなければ、カロリーメイトでの食事置き換えもOKですが、基本は2本までにして他の食品でカロリーや栄養不足を補うようにしましょう。どうしようもないときだけ、4本食べてもいいのだと覚えておきましょう。

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