2017/06/16更新
デーツの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
ヤシ科の植物にナツメヤシと呼ばれるものがあり、その果実のことをデーツと言います。日本での知名度は低いものの、北アフリカなどでは主要な食品のひとつであり、ジャムやゼリー、ジュースなど多くの食品に加工されます。そんなデーツの糖質とカロリーを見ていきましょう。
デーツは糖質が高いので摂取量を抑える
デーツは乾燥させたものを食べることが多く、100gあたりの糖質量は約63.3gと非常に高いです。これは乾燥させたことで水分量が減少したため、重さに対する栄養素が増えた結果でしょう。
スタンダード糖質制限で一食あたりの目安が糖質40g以下ですので、デーツを100gも食べてしまうと確実に糖質オーバーです。ただ、デーツは1粒1粒のサイズが小さく、1粒あたり4gしかありません。つまり、1粒あたりの糖質量は2.6gほど。この程度なら糖質制限中でも口にできるでしょう。
2粒3粒くらいまでなら糖質10g以下ですし、ちょっと食事の糖質を減らすくらいで大丈夫だと思います。ただ、これが5粒10粒と増えてくると非常に危険です。デーツは後味をひくこともあるので、あらかじめ食べる量を決めておき、絶対にそれ以上は口にしない強い意志を持ちましょう。
そもそも、デーツは糖質が高いことに加え、食物繊維を豊富に含むことから摂取のし過ぎはやめた方がいいと言われています。摂取をしすぎると体質によっては下痢を引き起こすことがあるようですね。
そのため、はじめから推奨摂取量が3粒程度。糖質的にもちょうどいい量なので、しっかりこれを守るようにしてください。
ちなみに、デーツは紅茶との相性が良いと言われています。カフェインがダメだったり、紅茶が苦手でなければ試してほしいところです。ただ、砂糖を入れると糖質が高くなりますので、なるべく紅茶は無糖でいただくようにしてください。
デーツのケーキは避けるべき食品
デーツは糖質が高いものの1粒のサイズが小さいことから、摂取量を抑えておけば糖質制限中でも食べられることが分かりました。しかし、デーツ入りのケーキとなれば話は別です。
実はデーツはケーキの材料として使われることも多い食品。しかし、ケーキは小麦粉や砂糖がたっぷり使われることから、デーツの量が多かろうが少なかろうが糖質が高いです。そのため、糖質制限中なら避けた方がいいでしょう。
また、ジャムも砂糖の添加量が多いことからおすすめできません。もしデーツをケーキやジャムで摂取したいなら糖質カットの甘味料や大豆粉を使用するなど、糖質を抑える工夫が必要になると思います。
デーツにはヨーグルトがおすすめ
デーツはヨーグルトに混ぜて食べると美味しいですよ。それでいて、ヨーグルトは100gあたり約4.9g程度の糖質量です。そのため、デーツの量を抑えておけばヨーグルトとセットで食べても摂取糖質量は少なめ。
ヨーグルトには乳酸菌などが含まれると言われていますし、朝食などに試してみてください。ただ、ヨーグルトはプレーンが前提ですよ。砂糖の入ったものだと糖質が高いことも多いので注意してください。
カロリーも低くないので摂取量に注意
デーツ100gのカロリーは266kcalですが、1粒(4g)あたりなら11kcal。つまりは糖質と同じで摂取量に注意すれば、カロリー制限中でも食べることが可能です。きちんと目安量を守って1日3粒程度にしておけば、まずカロリーオーバーの原因となることはないでしょう。
カロリー的に言えばもう少し食べても大丈夫なくらいです。問題があるとすれば、ケーキやジャムなどに加工した時。これだと別の材料が大量に入ることからカロリーが高くなることもあります。デーツを使った加工品を食べる時は総カロリー量に気を付けましょう。
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