2017/06/14更新
カレー粉の糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
糖質制限をしている人なら、カレーライスはNG食品のひとつとして認識しているかと思います。糖質制限では、ごはんやパンといった糖質源となるものは避けなくてはいけません。それではカレーライスではなく、カレー粉の場合はどうでしょう?
ここでは調味料や香辛料としてのカレー粉にどれくらいの糖質が含まれて、糖質制限に使用することができるのかについて紹介します。
カレー粉の糖質はやや高め!糖質制限では要注意
カレーライスは糖質の高い食品のひとつですが、実は糖質が高い理由はライスだけではなく、カレー粉にもあることは意外と知られていません。カレー粉100gの糖質は下記のようになります。
- カレー粉(100g):26.4g
極端に糖質量が多いというわけではありませんが、100g中26.4gの糖質は決して少ない値でもありません。実際に利用するときには、やや糖質が多めの調味料であることを、頭に入れて利用する必要があります。
カレー粉の糖質が高い原因は、その原材料であるターメリックにあります。ターメリックという名前を聞いてもピンとこない人もいるかもしれません。そんな人でも「ウコン」ならわかるかもしれません。ターメリックは一般的に秋ウコンと呼ばれる食材です。
このウコンは100g中44gもの糖質を含んでいます。カレー粉にはウコン以外の材料も含まれていますので、それよりは糖質量は減りますが、主成分には違いありません。このためカレー粉はどうしても糖質が高くなります。
カレー粉はカロリー高め!カロリー制限も難しい食材
カレー粉は糖質がやや高めで、糖質制限には積極的に使えない食材ですが、カロリー制限で考えたときにはどうなるのでしょう?糖質制限で避けたい食材でもカロリー制限であれば問題ないというようなこともありますので、気にしておきたいところですよね。
- カレー粉(100g):415kcal
カレー粉100gのカロリーは415kcalです。砂糖100gのカロリーが384kcalになりますので、カレー粉は砂糖よりも高カロリーです。砂糖は太るという認識が多くの人が持っていることですが、カレー粉のカロリーがそれ以上にあるというのは意外だったのではないでしょうか。
糖質制限では使うときに少し気を使うくらいでいいのですが、カロリー制限で考えたときは、できるだけ使いたくない調味料のひとつです。大さじ1杯のカレー粉を使うのは、大さじ1杯の砂糖を使うよりもカロリーが高いということをきちんと頭に入れておきましょう。
糖質制限でカレー粉を使うときのポイント
カレー粉は糖質がやや高めの調味料ですが、実は一度に使う量はそれほど多くありません。例えば5人前のカレーライスに使うカレー粉の量は、大さじ2杯分で12gくらいしかありません。このときの糖質量は約3.2gです。
糖質量だけで考えれば、実はカレー粉として使う量はそれほど多くなりません。カレーライスのルーで問題になるのは、カレー粉ではなくとろみをつけるための小麦粉にあります。このとき使う小麦粉の糖質量はおおよそ13gもあります。
糖質制限でカレーライスを避けるのは当然のことですが、カレールーにも多くの糖質が含まれていますので、注意が必要です。カレー粉を大さじ2杯使うくらいは問題ありませんが、小麦粉と組み合わせて使わないようにしてください。
カレー粉を使った料理の多くで、小麦粉や片栗粉を使うことになります。レシピを確認して、それらが含まれているような場合には、別の料理に変更しましょう。カレー風味が欲しいだけなら、普通の料理に隠し味としてカレー粉を使ってみてください。
糖質をしていると、塩と胡椒のシンプルな味付けになってしまうことがよくありますが、カレー粉を使えば料理の幅を広げることができます。使いすぎに注意して、上手に活用してください。
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