2017/04/18更新
サラダ油の糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
糖質制限をしていると肉野菜炒めなど炒め物が増えるため、料理をするときに、どうしてもサラダ油を使ってしまいます。これまでの常識では、ダイエット中はできるだけ油を使わないようにされてきましたが、糖質制限をしているときのサラダ油はどう考えるべきなのでしょう?
糖質制限では油は気にしなくてもいいと言われても、やっぱりカロリーなどが気になりますよね。そんな人のために、サラダ油の糖質とカロリーについてここでは紹介します。
サラダ油の糖質はゼロ!糖質制限では気にせず使える
糖質制限で油はOKと言われても、実はそれなりに糖質が含まれているのではと、ちょっと不安になる人もいるかもしれませんが、サラダ油の糖質は0gです。糖質制限をするときには特に意識することなく使ってもいい食品です。
サラダ油は、そもそもサラダにかけて使うための油でしたが、最近ではサラダ油をドレッシングに使っている人はあまりいないかもしれません。油菜(菜種)や大豆、とうもろこし、サンフラワーなどを原料として作られ、ビタミンEとビタミンKを多く含んでいます。
炒め物だけでなく、もちろん揚げ物に使っても問題ありません。ただし、パン粉などを使うときは、それらが糖質となりますので、糖質を使っていない代用品を活用して、糖質量が増えすぎないように注意しましょう。
糖質はゼロだから大丈夫と言われても、やっぱりカロリーも気になる人もいると思います。確かにサラダ油のカロリーはとても高いのですが、糖質制限ではそのカロリーも、それほど気にする必要がありません。その理由について次に説明します。
サラダ油は高カロリーでも気にしない
サラダ油100gのカロリーは921kcalです。成人男性が1日に摂取するカロリーの半分くらいといえば、いかに高カロリーなのかが分かります。とはいえ、実際に100gものサラダ油を摂取するようなことはほとんどありません。
大さじ1杯のサラダ油は12gくらいですので、このときのカロリーは111kcalです。この値も決して小さな値ではありませんが、料理に使う大さじ1でもそのサラダ油すべてを炒め物などに使うわけではありません。フライパンなどに残っている量も多いため、カロリーはもっと少なくなります。
ただし、摂取するカロリーが少なめだから、糖質制限では気にする必要がないというのではなく、むしろ簡単にカロリー摂取できることにサラダ油の魅力があります。
糖質制限をしていると、どうしてもカロリー不足になる傾向にあります。もちろんその結果としてダイエットしやすいということもあるのですが、極端なカロリー不足は日常生活においてはマイナスになります。めまいがしたり、手に力が入らない状態になることもあります。
そんなカロリー不足をサラダ油などで補えば、糖質制限でのカロリー不足を解消することができます。カロリー制限では避けたいサラダ油も、糖質制限では上手に取り入れたい食品となります。
糖質制限をするときの油の取り扱い方法
糖質制限をしている人にとって、サラダ油は通常使いできる食品ですが、トランス脂肪酸やリノール酸という成分を避けたい人にとっては、過剰摂取に気をつけたいところです。特にトランス脂肪酸は酸化した油に含まれますので、油の保管はきちんと行うようにしましょう。
未開封のサラダ油は1年以上保管できますが、開封してしまうと1〜2ヶ月で消費するのが理想です。揚げ物などで使った油は、使えても1ヶ月がいいところです。サラダ油はできるだけ新しい状態で使用してください。
一人暮らしの人であれば、できるだけ小さなパッケージのサラダ油を選んで、早めに使い切るようにしてください。また、きちんと封をして冷暗所に保管しましょう。油が酸化しないような工夫することをおすすめします。
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