2017/04/18更新
マーガリンの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
糖質制限をしている人がパンを食べるときは、低糖質パンを選んでいると思いますが、パンにつけるマーガリンについては考えたことがあるでしょうか?マーガリンは油だから大丈夫。それくらいの感覚で利用している人が多いかもしれません。
それでは実際にマーガリンの糖質がどれくらいなのか、カロリーも含めて紹介します。また糖質制限をしているときのマーガリンの選び方についても説明します。
マーガリンの糖質はかなり少ない!
マーガリンは製造しているメーカーによって糖質量が微妙に変わってきます。その結果、マーガリン100g中に含まれる糖質量は0〜1gと多少のバラつきがあります。
マーガリンは植物性油脂を使って、バターの代用品を安価に手に入れるために作られました。ところが植物性油脂は常温では固まりませんので、発酵乳や食塩、ビタミンなどを加えて乳化するのですが、その過程で水素付加を行って常温でも溶け出さないように作られています。
何をどれくらい添加するかはメーカーのノウハウによって変わります。その結果、マーガリンの糖質がメーカーによって変わってしまいます。ところが、100gで糖質量が1g以下ですから、1回の使用量はほとんどゼロに近い値になります。
例えば大さじ1杯のマーガリンは、およそ12gですので、このときの糖質量は0.12gということになります。マーガリンの糖質は、ほとんど考えなくてもいいくらいの量だということがわかります。低糖質パンにたっぷり塗っても、糖質制限に引っかかることはありません。
マーガリンのカロリーはかなり高め
マーガリンのカロリーもメーカーによって変わります。それでもほとんどのマーガリンが、100gで700〜800kcalの範囲内に収まります。100gで700kcalというとかなりの高カロリー食品になります。植物油ほどではありませんが、それに準ずるくらいのカロリーです。
仮に100gのカロリーを700kcalとしても、大さじ1杯で84kcalです。これはオレンジジュース200mlのカロリーと同等です。たった12gでそれだけのカロリーになりますので、カロリー制限の考え方からすると完全にNG食品のひとつということになります。
ところが糖質制限で考えたとき、この高カロリーは決してマイナス要因にはなりません。糖質制限をしていると、カロリーを気にしなくていいと言われていますが、実際はカロリーについてはしっかりと把握しておく必要があります。
ただしカロリーオーバーという形ではなく、カロリー不足という観点からカロリーの把握が必要です。糖質制限をしていると、どうしてもカロリー不足になりがちです。その結果、仕事中に力が入らなくなったり、体調の悪さが重なったりすると倒れてしまうこともあります。
そのようにならないように、糖質制限ではしっかりとカロリー摂取を行う必要があります。もちろんカロリーの取り過ぎは、それはそれでよくなのですが、カロリー不足を補うためにはマーガリンのような高カロリー商品が適しています
糖質制限中にマーガリンを摂取するときの注意点
それでは糖質制限中にマーガリンを摂取するときに、気をつけたいポイントについて説明します。
多くの人が気になっているのは、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸ではないでしょうか。これに関しては様々な議論がされていますが、本当に何が正しいのかは分かっていない状態です。マーガリンの安全性については、それぞれが判断を行い、取捨選択を行いましょう
糖質制限という点だけで考えれば、マーガリンはとても優秀な食品のひとつです。安全性が気になる人は使うのを控え、それほど気にならない人は、マーガリンを糖質制限に活用しましょう。
カロリーが高いからNGとなったり、糖質が少ないからOKとなったりしたうえに、トランス脂肪酸があるからNGというように、様々な情報に翻弄されているマーガリン。何が正しいかを判断することは難しいのですが、糖質制限においては問題がないということだけは頭に入れておいてください。
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