葛粉の糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

葛粉は葛切りや葛饅頭などを作る際に使われる粉のこと。純粋な葛粉100%のものを本葛と呼び、口当たりが良いという特徴を持ちますが、生産量の問題と高価なことから一般的に売られている葛粉にはジャガイモやトウモロコシの澱粉が混ざっているようです。そんな葛粉の糖質やカロリーを見ていきましょう。

葛粉は高糖質な食品

片栗粉にしてもコーンスターチにしても小麦粉にしても、粉類は糖質量が高いものが多いようで、葛粉も例外ではありません。葛粉100gの糖質量は85.6g。砂糖類ほどではないにせよ糖質の塊と言っても差し支えない数字ですね。葛粉に対して4から5倍程度の水分を使って葛餅や葛饅頭などを作ることから、実際に使われる葛粉の量はそこまでではないかもしれません。

しかし、少量でも糖質量を大きくアップさせるのは事実。しかも、葛餅や葛饅頭などには大量の砂糖が使われるもので、完成品の糖質量はどうしたって高くなってしまいます。葛餅で100gあたりの糖質量は17g前後でしょうか。

葛粉を使った料理はどれも糖質量が高めと見て間違いないでしょう。片栗粉の方が少しだけ糖質量が低めですが、残念なことに葛粉の代用品として使用するのは難しいようです。

葛粉はカロリーもやや高め

葛粉100gあたりのカロリーは347kcal。葛餅や葛饅頭にする際、水分を多く使うため実際に使う葛粉の量は少なめかもしれませんが、それでもそこそこのカロリーを持ちます。

プレーンの葛餅でも100gあたり100kcal前後あると言われますしね。そこにきな粉やあんこなどの味付けをすれば150kcal程度になってしまうかもしれません。糖質カロリー共に低いとは言えない食品ですのでダイエット中はなるべく控えるように。食べるにしても最初から量を決めておき、それ以上は絶対に口にしないようにしてください。

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