天津飯のカロリーは？糖質制限ダイエットには向いている？

中華料理にはチャーハンや中華丼、そして天津飯といった栄養価が高くしかもお手軽に食べることができる料理がいくつもありますが、ダイエットをしている人にとってはそれらのカロリーや糖質が気になりますよね。

それでは天津飯のカロリーや糖質はどれくらいになるのでしょう？天津飯はダイエットに向いている料理なのか、それとも向いていない料理なのかを確認してみましょう。

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天津飯のカロリーは高め！食べ合わせに注意

お店によって天津飯のご飯の量が違いますので、カロリーも変わってきますが、160gくらいの御飯の量であれば天津飯のカロリーはおおよそ470kcalになり、1品のカロリーとしてはやや高めです。ただしランチなどに天津飯だけを食べるのであればカロリーとしては低めです。

成人男性が1食に摂取するカロリーの目安は600〜700kcalです。もし天津飯しか注文をしないのであれば、カロリー面だけを考えると、摂取カロリーがマイナスですので、ダイエットとしては悪くない料理と考えられます。

問題は天津飯定食のように他の料理が付いてきたり、天津飯を大盛りにしたようなときです。160gのごはんの量というのはお茶わん1杯よりも少し多い程度ですので、人によっては全然足りないということも考えられます。そうなると定食で注文しますが、この場合は簡単に600kcalを上回ります。大盛りにしたときはカロリーが増えるのは言うまでもありません。

お腹いっぱい食べようと思うと天津飯はカロリー制限ダイエットには不向きで、普通の量の天津飯だけで満足できるならカロリー制限ダイエットにも適しています。

天津飯は糖質高めで糖質制限ダイエットには不向き！

おそらく糖質制限をしている人にしてみれば、細かな計算をしなくても天津飯が糖質制限ダイエットに向いていないことは直感的に理解できるはずです。天津飯1食分の糖質量は約67.3gですので、スタンダードな糖質制限をしている場合でもNGメニューのひとつになります。

この糖質の9割近くがご飯によるものです。糖質制限をしているときにはご飯や麺類は絶対にNGですので、ご飯を使った料理の天津飯は、もちろん糖質制限ダイエットに不向きということになります。またご飯だけでなく調味料として使われる砂糖や片栗粉も糖質ですので、天津飯は糖質制限をしているときは食べられない料理のひとつです。

カロリーは問題ないじゃないかと思うかもしれませんが、糖質が高いと血糖値が上がってしまい、その結果として太りやすくなります。糖質制限とカロリー制限のどちらがダイエットに向いているかという議論は様々なところで行われていますが、大切なことは糖質制限ダイエットをすると決めた場合には、カロリーの影響を気にしないようにすることです。

「糖質制限ダイエットをしているけど、これはカロリー少なめだから糖質が多くても大丈夫」ダイエットに失敗する人のよくある考え方です。糖質制限でダイエットをすると決めたのであれば、糖質が高めの天津飯は食べないようにしましょう。

参考：天津飯以外の食品の糖質を「食材糖質チェックリスト」でチェック

どうしても天津飯を食べたくなったら

糖質制限をしているときに、テレビで天津飯を見てどうしても天津飯を食べたくなったときには、自分で天津飯を作ってみましょう。天津飯でNGなのはご飯ですので、ご飯を他のものに代用することができれば糖質の問題はなくなります。

ご飯がないと天津「飯」ではなくなりますが、天津飯もどきを作ることはできます。例えばご飯の代わりに豆腐を使ったり、おからとひき肉を混ぜて炒めたものをご飯の代わりにしたりすることで、天津飯に近い味を楽しむことができます。天津麺になってしまいますが、低糖質麺もご飯の代用品としてはおすすめです。

工夫次第で天津飯に近いものを食べることはできますが、完全に天津飯と同じではありませんので、満足できないという人もいるかもしれませんが、糖質制限ではご飯はどうしても避けるしかありませんので、天津飯に近いものでガマンするようにしましょう。

ちなみにご飯のないかに玉であれば、1食分で約14gの糖質です。外食の場合は代用品の天津飯というわけにはいきませんので、かに玉と他のおかずを組合せて、天津飯を食べたい欲を満たすようにしましょう。

私達といっしょに糖質制限を広めてみませんか？