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2017/02/07更新

メロンは糖質制限中に食べてもOK?GI値やカロリーを徹底解剖

メロン

高級な果物と言えば、と聞かれてすぐに出てくるのがメロン。でもたまに食べたくなるんですよね。そんなメロンは糖質制限中に食べても大丈夫なのか、気になりませんか。今回はメロンと糖質制限の関係についてです。

メロンの食べる量糖質量
1/4個12.35g
1/2個24.70g
1個49.40g
メロンの栄養成分(100gあたり)
エネルギー42cal
タンパク質1.1g
脂質0.1g
炭水化物10.3g
食物繊維0.5g
糖質9.8g
ナトリウム7mg
カリウム340mg
ビタミンC18mg
カルシウム8mg
0.3mg
ビタミンB60.1mg
マグネシウム13mg

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メロンは糖質制限中に食べてもOK?

様々な種類が存在するメロン。糖質制限中であってもたまには食べたくなるものです。しかし、糖質制限中は糖質に対してシビアにならなければなりません。

自分で決めた糖質摂取量をオーバーするようなことはダイエット失敗ともいえるのですからね。とはいえ、メロンの糖質は実はそこまで高くありません。もちろん野菜などと比較すれば高くはありますが、のちほど詳しく紹介するGI値の少なさもありますし、多少であれば口にしても大丈夫でしょう。

具体的な量についてはどれだけ糖質制限をするかで変わってきます。細かく切り分けて、今日の分はこれだけとあらかじめ決めておきましょう。そうしないと、ついつい手が伸びて食べ過ぎてしまいます。

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メロンの糖質はどれくらい?

メロンは100g中に10.3gの炭水化物を持つ果物ですが、0.5gの食物繊維を持っているため糖質は9.8g。ほぼ10gと覚えておくと記憶しやすいでしょう。

メロン1個は見た目通り重く1キロ前後あるものの、可食部は意外に少なく半分程度。500から600gくらいでしょうか。500gだとするとメロン1個の糖質は約50g。計算が楽でいいですね。

糖質制限中に50gの摂取はそうとうなものなので、やはり量を抑える必要があるでしょう。そもそもメロン1個まるまる食べる機会はそうないでしょうけどね。もちろん、メロンの種類や個体によってサイズは変わりますので、測りのある方は自宅で測ってみてください。

関連:果物以外の食品の糖質をチェック「食材糖質リスト」を見る

メロンは果物の中で糖質が多い?少ない?

果物は全体的に糖質が多い傾向にあり、10gを超えるのも当たり前です。そんな中でメロンは9.8g。これは果物の中で考えれば十分に少ない方と言えるでしょう。

メロンよりも糖質の少ない果物にはいちごやももなど、多い果物にはキウイやパイナップル、みかん、りんご、さくらんぼ、バナナなどがあります。多い方については全て二桁代です。

非常に甘いイメージのあるメロンも具体的な数字を見てみれば意外と糖質が少なめ。見た目や味、イメージで判断することなく口にする食品の糖質量はしっかり調べておきましょう。よく口にするものはメモもしておくといいですよ。

関連:メロン以外の果物の中から「低糖質フルーツ」を見つける

メロンのGI値は高い?低い?

さて、はじめの方で触れたGI値について。知らない方も多いと思うので簡単に説明するとGI値とは血糖値にかかわるもの。これが高いと血糖値の上昇が早いことから肥満になりやすいと言われています。

メロンのGI値は41。と言っても比較が無いと分かりにくいですね。糖質制限の敵ともいえる白米はGI値が81程度ですので、メロンはその半分ほど。なかなかに優秀なことが分かります。

GI値が低い食品にカウントされるのは基本的にGIが55を下回る食品。メロンの場合は余裕でクリアしていますね。そのため、糖質がそれなりでも太りにくい果物なのです。

メロンのカロリーは?

メロンのカロリーは100gあたり42kcalです。カロリーも糖質と同じように果物の中で少ない方ですね。メロンに近い糖質の果物には梨やラズベリーなどが存在します。

野菜と比較するなら、しその実やスナップえんどうと同じくらい。魚介類だとはまぐりが近いです。糖質は少なくてもカロリーの高い食品だと摂取が億劫になるものですが、メロンについては問題なし。

糖質におおよそ比例したカロリーですので、糖質制限をきちんと行っていれば食べ過ぎでカロリー過多になることはないと思います。

メロンの栄養素や主要成分

メロンには87.7%の水分と豊富な栄養素が含まれています。中でもカリウムの量が非常に多く、その含有量はカリウムで有名なバナナを超えるほどです。

カリウムとはミネラルのひとつで、働きとしてはナトリウムの排出をしてくれます。ナトリウムとは、いわゆる塩分のこと。最近は味付けの濃いお弁当などが増えており、コンビニ飯ばかりだとあっという間に塩分過多。

これを防ぐためにはカリウムの存在が欠かせません。塩分過多は高血圧やむくみの原因となります。カリウムの摂取と同時に減塩する努力もしましょう。また、βカロテンの量が多いのも特徴。

βカロテンは体内に入るとビタミンAへと変換され、髪の健康維持や粘膜の保護、視力維持などの働きをします。そのほかにもククミシンと呼ばれるたんぱく質分解酵素が含まれますので、適度に摂取しておくといいでしょう。食べ過ぎず適量がコツです。

まとめ

どんな果物にも言えることで、食べ過ぎなければ摂取しても基本的に問題ありません。糖質やGI値を考慮して量を調整。全く食べないのではなくほどほどにする。これを心がけながら糖質制限ダイエットを進めていきましょう。

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