2017/08/01更新
マロニーの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
お鍋のお供として長く愛されているマロニーですが、そもそもマロニーが何から作られているものなのか、きちんと把握している人は意外と少ないかもしれません。なんとなくイメージだけでヘルシーだからダイエットに向いてそう。そう思っている人もいますよね。
ここではそんなマロニーに糖質とカロリーについて紹介します。本当にヘルシーなのか、ダイエットに向いているのかをチェックしていきましょう。
マロニーは高糖質!糖質制限には不向き
マロニーは北海道産のジャガイモでんぷんが主原料です。さらにコーンスターチ(トウモロコシでんぷん)を配合していますので、そのほとんどが澱粉ということになります。澱粉は糖質が凝縮されている状態ですので、マロニーはかなりの高糖質です。
- マロニー(100g):86.8g
マロニーは糖質量を公表していませんので、ここでは炭水化物量を糖質として紹介しています。実際にはここから食物繊維量を引いたものが糖質量ですが、それほど大きくは変わりません。
乾燥した100gのマロニーに含まれる糖質量は86.8gですので、これはかなりの高糖質です。マロニーにはいくつかの種類がありますが、マロニー100というやや小さめのパッケージに入ったものが100gですので、鍋などをするとあっという間に消費する量です。
ただし、マロニーは鍋などに入れると4〜5倍になりますので、茹で上がったマロニー100gであれば、糖質量は20g前後です。それでも十分に高糖質ですので、糖質制限中にはできるだけ口にしないようにしましょう。
ただ、少しくらい口にしても問題はありませんので、みんなで鍋をするときに、神経質になってマロニーだけ取り除くようなことはしなくても構いません。積極的に取る必要はありませんが、取り箸やお玉で取れてしまった分くらいは食べてしまいましょう。
マロニーはカロリー低め!食べ過ぎには注意
マロニーは糖質制限には向いていませんが、カロリーについても紹介しておきましょう。糖質制限ではNGでも、カロリー制限なら問題ないということがよくあります。マロニーのカロリーはどうなのでしょう。
- マロニー(100g):349kcal
乾燥したマロニー100gは349kcalもあります。茹でると4〜5倍になりますので、それをすべて1人で食べるということはありません。しかも茹でたマロニー100g食べても、摂取カロリーは70〜90kcalです。食べすぎなければ、かなりカロリー控えめでカロリー制限向きの食材です。
マロニーはカロリー制限に向いていますが、他の食品は糖質制限で、マロニーだけカロリー制限というのはダイエットのやり方としてはNGです。糖質制限で痩せたいのであれば、できるだけマロニーを食べないようにしてください。どうしてもマロニーを食べたいというのであれば、糖質制限を諦めて、カロリー制限でのダイエットに切り替えましょう。
カロリーはマロニーだけでなく、ご飯やパンなどを食べることもできますが、本気で痩せようと思うと空腹との戦いになります。それに対して糖質制限は、しっかり食べることもでき、なおかつ痩せることも期待できるダイエット方法です。
マロニーのように食べられない食材もいくつかありますが、代用品を使うなどの工夫次第で、それほど無理なく継続することができます。そう考えると、マロニーを我慢して糖質制限を続けることをおすすめします。
マロニー低GI食品でも糖質制限ではNG
マロニーのGI値は30とかなり低めです。これによって「マロニーは血糖値が上がらないから糖質制限でもOK」と紹介されることがあります。確かに、マロニーのGI値は低いのですが、血糖値がまったく上がらないわけではありません。
マロニーでもたくさん食べてしまうと、言うまでもなく糖質オーバーになります。茹でたマロニー100gで20g近い糖質を摂取します、これだけであれば糖質制限でも問題はないのですが、1食が茹でたマロニー100gというわけにはいきませんよね。
他にも栄養バランスを考えて、いろいろな料理を口にすることを考えると、マロニーだけで糖質を20gも摂取するのは、あまり賢い選択ではありません。鍋などに使うのであれば、マロニーではなくシラタキや糸こんにゃくなどを選ぶようにしましょう。
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