2017/06/05更新
柿の種の糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
柿の種はもち米やうるち米を練り、食べやすいサイズにカットしたのち醤油などをつけて焼いたお菓子のこと。ピーナッツと一緒になっている商品が多いことから柿ピーと呼ばれることもあります。そんな柿の種の糖質とカロリーを見ていきましょう。
柿の種の糖質は高い
商品によって差があると思いますが、柿の種の炭水化物量は1袋(45g)で22.7gと言われています。糖質は「炭水化物-食物繊維」で求めることが可能ですが、残念なことに柿の種の詳しい食物繊維量は記載されていません。
しかし、ピーナッツに含まれる食物繊維量を無視して22.7gを糖質量にしてしまうのはやや乱暴な気がしますね。そこで、袋の4割程度がピーナッツだとして計算すると、1袋に含まれる食物繊維量は1.2g程度になります。つまり、糖質量は22.7-1.2で21.5gとなるわけです。
これがボリューム感のあるメインのおかずであれば、糖質制限中でも食べられると紹介するところですが、お菓子1袋で21.5gの糖質量は高すぎですね。スタンダード糖質制限の目安が一食あたり40gなので、半分以上を持っていかれてしまいます。
しかも、ピーナッツが含まれていない柿の種であればなお糖質量は高いわけで、糖質制限向けとは確実に言えません。糖質が高い理由については冒頭でも話したように原料がもち米やうるち米だからでしょう。米は糖質制限最大の敵とも言われる存在で糖質の塊と呼ばれることもあります。
バリエーション商品だとさらに高糖質?
老若男女に愛される柿の種は既に100年近くの歴史を持っており、今や多くのバリエーションが存在しています。有名なものとしては柿の種にチョコレートがコーティングされたものがありますね。
これは柿の種の辛味とチョコの甘みがマッチした実に良い商品なのですが、糖質制限的にみると顔をしかめてしまいます。というのも、チョコは糖質が高いことで有名なお菓子です。そのため、チョコがコーティングされたものだと上記の数字よりも高糖質と予想されます。
また、他のバリエーション商品についてもスタンダードなものより高糖質なことがありますので、商品ごとの炭水化物量を見落とさないようにしてください。
糖質制限中はピーナッツを中心に食べる
柿の種とピーナッツを比較した時、糖質が高いのは確実に柿の種の方です。そもそも、ピーナッツの糖質量は100gあたり11.4gとそこまで高糖質ではありません。そのため、糖質制限中なら柿の種の量は抑えめにしてピーナッツを中心に食べるのがおすすめです。
2つを一緒に食べて初めて美味しいお菓子であることは重々承知ですが、柿の種の量が多いと糖質摂取量が増えてしまうのです。誰かと一緒に食べるなら積極的に柿の種を食べてもらい、自分はピーナッツを多めに摂取しましょう。最初からピーナッツの割合が多めのものを選ぶのもおすすめです。
柿の種はカロリーも高め
柿の種のカロリーは1袋(45g)あたり165kcalと言われています。こちらも商品ごとに差はあると思いますが、原材料などを考えるとそう低くはならないでしょう。糖質に比べれば低めではあるものの食べ過ぎてしまえばカロリーオーバーを起こしてしまいます。
そうならないよう食事との合計カロリーを計算し、過度な摂取は避けましょう。ちなみに、カロリーについては柿の種よりもピーナッツの方が高いと思われます。ピーナッツは100gあたり562kcalもある高カロリーな食品ですからね。
そのため、ピーナッツが多めに入った柿の種はカロリーが高めなことも多いです。カロリーの摂取量を抑えたいのならピーナッツ抜きの柿の種の方がいいかもしれません。とはいえ、それでも低カロリーとは言えないでしょう。
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