湯豆腐のカロリーは高い？糖質制限には向いている？

湯豆腐は豆腐と水、昆布、タレのみで完成するシンプルな鍋料理。昆布を敷いた鍋で豆腐を煮込み、適度に温まったところでいただきます。余計な味付けをしないことから、豆腐本来の味が楽しめる一品です。そんな湯豆腐のカロリーと糖質を見ていきましょう。

湯豆腐はカロリー低め

湯豆腐は豆腐を鍋で温めるだけのシンプルな料理です。そのため、カロリーは低め。絹ごし豆腐を使った場合は100gあたり60kcal前後、1丁（300g）でも180kcal前後でしょう。実際はタレを付けて食べることからもう少しカロリーが上昇すると思われますが、それでも高カロリーにはならないはずです。

ただ、肉類や野菜類が入ってくると話は別ですね。湯豆腐の中には白菜や鶏肉を一緒に煮込む、水炊きに近いものも存在します。鶏肉は肉類の中では低カロリーとされますが、食品全体で見ればそれなりのカロリー量。そのため、レシピによってはカロリーが高めになることもあります。

豆腐以外の材料が入っている時には注意しましょう。とはいえ、大根や白菜などの野菜類だけならカロリーは低めです。肉類にさえ注意しておけばダイエット向けの食品と言えるので、積極的に摂りいれるといいかと。

大豆が原料なことからタンパク質が豊富に摂取できますよ。ただ、湯豆腐だけだと栄養が偏ってしまうので味噌汁やサラダなども一緒に食べるようにしてください。

湯豆腐は糖質制限向け

湯豆腐はカロリーだけでなく糖質も低いダイエット向けの食品です。絹ごし豆腐を使ったとして、1丁の糖質が約5.1g、100gあたりなら1.7g程度だと思われます。実際はタレなどの味付けがあるため、もう少しだけ高糖質になるかもしれませんが、それでも十分に低糖質な方でしょう。

この程度の糖質量であればお腹いっぱい食べることが出来そうです。作り方も昆布を敷いた鍋に豆腐を入れて煮るくらいのものですからね。料理が苦手な方でも簡単に用意できますよ。

また、鍋が無くても耐熱容器に豆腐と水を入れてレンジにかければ大丈夫です。材料が基本は豆腐だけなのでコスト的にも低めですし、糖質制限中なら有効活用していきましょう。

ただ、先ほども言ったように湯豆腐だけだと栄養バランスが崩れてしまうので、なるべく野菜などと一緒に食べるようにしてください。

ご飯を湯豆腐に置き換える

ダイエット中ならご飯を湯豆腐に置き換える方法がおすすめです。湯豆腐は特に味がついていないので、ご飯の代わりとしての役割を果たしてくれますよ。

つまりは、湯豆腐を肉類や魚類などのおかずと一緒に食べるのです。ご飯に比べると柔らかく噛みごたえが無いので初めのうちは違和感かもしれませんが、食べていくうちに意外と慣れてきます。実際、湯豆腐をご飯の代わりに使ってダイエットを成功させている方も少なくないようです。

また、松屋ではライスを湯豆腐に変更できるサービスを行っているとか。これによって糖質を94%もカットできるそうですよ。外食が多い方は利用してみてはどうでしょうか。

糖質の高い調味料には気を付けよう

湯豆腐に使う調味料といえばポン酢が代表的でしょうか。他にも醤油や生姜、中には焼き肉のたれをかける方もいるようですね。確かに湯豆腐はこれといった味がついていないため、どんな調味料とも相性がよかったりします。

ただ、調味料の中には糖質が高いものもあるので気を付けてください。特に焼肉のタレのような甘辛い味付けのものは糖質が高めなことも多いです。

また、醤油やポン酢も決して低糖質とは言えません。これをかけすぎてしまうと、せっかくの湯豆腐が台無しになってしまう恐れもあるので、かける量はほどほどにしておきましょう。量を減らすことで減塩にもつながりますよ。

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