グラタンの糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

マカロニや玉ねぎ、鶏肉などに具材にホワイトソースをかけて食べるグラタン。クリーミーな味わいで子供から大人まで大好きな一品です。カレーほどではないにせよレシピも簡単なので、夕食に困った時などに役立ちますよね。そんなグラタンの糖質とカロリーを見ていきましょう。

マカロニグラタンの糖質は高い

グラタンと一口に言っても様々な種類が存在します。シーフードグラタンやポテトグラタン、豆腐グラタンなど。そんな数あるグラタンの中で最も有名な一品といえば、なんといってもマカロニグラタンでしょう。

もっちり食感のマカロニと玉ねぎや鶏肉を用いて作るグラタンのことで、お店によってはグラタン＝カロロニグラタンとしていることもあります。しかし、マカロニグラタンの糖質は残念ながら高めです。今回は分かりやすく1人前の重量を300gで統一しておきましょう。そうすると、マカロニグラタン1人前の糖質量は約36.5gです。

スタンダード糖質制限の目安が一食40gですので、1人前でギリギリ。ちょっと量が多ければ1人前でも摂取目安を超えてしまいます。ここまで糖質が高い理由についてはマカロニが大量に入っているからですね。マカロニは元をたどれば小麦粉の塊のようなもので、言ってしまえば形こそ違えどパスタの一種です。

糖質制限を少し齧ったことのある方ならお分かりのように、パスタにはご飯やパンと同じくらいの糖質が含まれています。そのため、グラタンの中でもマカロニグラタンは糖質量が高くなってしまうのです。

マカロニグラタンに限って言えば糖質制限向けとは正反対の存在。なるべくなら摂取を控えたい部類です。一応は1人前なら数字的には大丈夫ですが、外食店だともう少し高糖質だったりしますし、食べるにしても量を減らすなど工夫しておきましょう。

糖質の低いグラタンとは

グラタン代表であるマカロニグラタンは糖質が高めと分かりました。では、他のグラタンなら糖質が低いのかといえば、おおむね正解です。たとえば、豆腐グラタンは1人前で糖質約14.4g程度しかありません。

また、マカロニなしのシーフードグラタンなら糖質約15g前後といったところでしょう。具材を厳選すれば1人前で10g以下も不可能ではないかもしれません。要は、そのくらいにマカロニの糖質量が高いわけです。

マカロニを使わないグラタンなら糖質量は低めの可能性が高いので、糖質制限中は「ノーマカロニ」をキーワードにしてみてください。ただ、マカロニが入っていなければ必ずしも糖質が低いわけでもありません。

有名なものとしてはポテトグラタンですね。これはマカロニの代わりにジャガイモを入れるのですが、ジャガイモが高糖質なだけに糖質量が高めなのです。おそらく1人前で糖質約30gはあるかと。マカロニグラタンを比較すれば多少は糖質カットになるものの、糖質制限中に口にしにくいのは同じでしょう。知らなかった方はこれを機にジャガイモが高糖質なことも覚えておいてください。

グラタンのカロリーは？

最後にグラタンのカロリーも紹介します。カロリーの場合は具材での左右よりも味付けによる部分が大きいですね。グラタンは基本的にホワイトソースを使うため、具材がヘルシーなものでもそれなりにカロリーは高めと考えておいてください。

たとえば、一般的なマカロニグラタン1人前のカロリーは456kcalほど。1人前でカロリーオーバーはないものの、他のメニューと組み合わせれば危なそうです。ポテトグラタン1人前のカロリーも402kcalと高めですし、海老グラタンも399kcalほどあると予想されます。

豆腐グラタンなら1人前で312kcalほどでしょうか。これが最もヘルシーなグラタンメニューと言えるかもしれませんね。ただ、それでも低カロリーとは言えないので気を付けてください。

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