2017/05/22更新
もつ鍋の糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
もつ鍋は牛や豚の小腸や大腸であるもつを中心に作る鍋料理のこと。もつ以外にもキャベツやニラ、もやしなど多くの食材が入っており、1つの鍋で様々な味を楽しむことができます。そんなもつ鍋の糖質とカロリーはどの程度なのかチェックしていきましょう。
もつ鍋の糖質は意外と低め
もつ鍋の糖質量は1人前(500g)で約15.2gと意外にも低め。様々な食材が投入されているうえ味が濃いことから糖質が高めと思われがちですが、実はそこまでではありません。理由としては主食系が入っていないのが大きいですね。
もつ鍋にはご飯や麺類が入っておらず、具材は肉類や野菜類など低糖質なものが多め。味付けでやや糖質が増しているかな感はあるものの、一食分だと考えれば十分に低い方です。
スタンダード糖質制限の目安が一食あたり40g以下の糖質量ですからね。もつ鍋2人前食べてもお釣りがきます。そのため、もつ鍋は糖質制限中にもおすすめの一品。お腹いっぱい食べても糖質オーバーにはなかなかなりません。
もつ鍋のカロリーはやや高め
もつ鍋のカロリーは1人前(500g)で370kcalほど。糖質の低さを考えるとやや高カロリーでしょうか。とは言え、ガッツリ1人前で400kcal以下ですので、ダイエット中に摂取を控えるほどでもありません。
ただ、もつ鍋は味が濃いことから食欲が刺激され、つい食べ過ぎてしまうことの多い料理です。そのため、ある程度は自制心をもって食べ始めるのがいいかもしれません。ちなみに、もつ鍋のカロリーの大半を占めるのがメインであるもつ。
やはり肉類なことからカロリーが高めで、牛ホルモン小腸の場合は100gあたり287kcalほどあります。牛ホルモン大腸の方が低カロリーになっているので、時にはそちらに置き換えるのもいいかもしれません。
もっと低糖質に仕上げるには
もつ鍋は元から糖質が低めの料理です。しかし、一食の糖質を20g以下に抑えるスーパー糖質制限だと少しの食べ過ぎで糖質オーバーしてしまいそうな数字ですし、お酒を飲むとなるともう少し低糖質な方が好ましいでしょう。
そこで、もつ鍋の糖質をさらに抑える方法をいくつか紹介。まず、具材にごぼうを入れるのは避けた方がいいです。ごぼうはもつ鍋の定番食材ではあるものの、100gあたり約9.7gの糖質を持つ、野菜の中では高糖質な食品。少量であれば大きな差は出ませんが、無いなら無いに越したことはありません。その分だけキャベツなどを多めに投入するといいですよ。
また、味付けに使う砂糖やみりんも糖質を増やす原因です。特に砂糖は使用量がダイレクトに反映される高糖質調味料。参考にしたレシピでは4.5gほど使っていますが、出来ればもう少し控えめに。いっそ砂糖の使用を避けて他の調味料で味を調えるのもありだと思います。
みりんも100gあたり糖質43.2gと高糖質なので気を付けましょう。メインであるもつやもやしは低糖質なのでジャンジャン入れてしまって平気ですよ。外食店では使えない方法ですが、自宅で作る際はぜひ参考にしてみてください。
シメは無しにしましょう
鍋料理と言えば最後に残ったスープで雑炊やうどんが定番ですよね。このシメが無いと鍋を食べた気がしない方も多いと思います。しかし、糖質制限中ならシメの雑炊やうどんは無しにしておきましょう。というのも、ご飯や麺はちょっとした量でも糖質を多く含んでいます。
参考としてはお茶碗1杯のご飯で糖質約55gほど。これを最後に摂取してしまっては、いくらもつ鍋の糖質量が低かろうと糖質オーバーはほぼ確実かと。もつや野菜などの具材を多めにしておけばシメがなくとも十分に満足できるはずですので、具材はたっぷり用意しておきましょう。
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