かまぼこの糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

かまぼこは魚のすり身を蒸して作る一品。形は半円型でアーチのような赤い模様が入っているものを多く目にします。また、かまぼこを乗せた集めの板はかまぼこ板として有名で、最近はこれをおしゃれにアレンジして楽しむ方も増えています。そんな、かまぼこの糖質とカロリーを見ていきましょう。

かまぼこは意外と糖質高め

かまぼこの材料は冒頭でも説明したように魚のすり身です。魚類は100gあたりの糖質量が1gを切る種類も多いことから、かまぼこは低糖質、と想像する方が多いようですが、残念なことにそこまで低糖質でもありません。具体的な数字は100gあたり糖質約9.7gといったところ。

これでも糖質が低めの部類ではあるものの、魚の糖質量と比較するとかなり高くなっているのが分かります。魚自体の糖質が低いのに何故ここまで糖質量が高くなるかといえば、これはかまぼこに澱粉が使われることもあるから。使用目的としては繋ぎですね。そんな澱粉は100gあたり80g前後の糖質を含むこともあります。これを使って完成するかまぼこは糖質が高くなりがち。

ただ、全てのかまぼこに使われているわけでもないようなので、中には今回の数字より低糖質なかまぼこも存在すると思います。ちなみに、かまぼこ1本の重さは150g前後。つまり、1本まるまる食べると糖質摂取量は約13.8gほど。とはいえ、1回で1本まるまるのかまぼこを食べる機会は少ないかもしれませんね。

かまぼこの種類で糖質が変わる

上記で紹介したのはスタンダードなかまぼこでした。世の中には他にも様々なかまぼこが存在するので、少し他の種類の糖質も見ていきましょう。たとえば、有名なかにかまぼこの糖質量は100gあたり約9.2gとなっています。商品ごとの誤差レベルかもしれませんが、一般的なものと比べてやや糖質が低くなりますね。

また、山口県で生産される焼抜かまぼこは100gあたり約7.4gの糖質量。かまぼこの中では糖質制限向きと言えそうです。ラーメンのつきものである、なるとは100gあたり約11.6gと10g越え。他にもチーズかまぼこが100gあたり12g前後であったり、種類によって微妙な違いがあります。

また、同じ種類でも商品によって糖質量は変化しますので、パッケージのある商品ならぜひ購入前にチェックしてみてください。食品の糖質量は炭水化物量の表記でおおよそ分かります。

そばやチャーハンとの組み合わせはアウト

かまぼこを使ったレシピをいくつか見ていくと、そばやチャーハン、丼物など麺やご飯を使ったものが目立ちますね。しかし、これらの料理は糖質が高いのでアウト。特に丼物はご飯の量が多いことから1杯で糖質100gを超えることもあります。糖質制限中なら茶碗蒸しや三つ葉などと和えたサラダ、揚げ物、炒め物あたりがよさそうです。

かまぼこ以外の食材もきちんと低糖質なものにしておけば完成品も基本的に低糖質。カロリーこそ高くなる揚げ物も糖質的には問題ありません。かまぼこは意外と使用用途が幅広いので気になる方はネットでレシピをチェックしてみてください。

かまぼこのカロリーは？

最後に、かまぼこのカロリー量も紹介しておきましょう。かまぼこのカロリーは100gあたり95kcal、1本を150gとすると1本あたり143kcalとなります。特に高くもなければ低くもない印象。原料となる魚類のカロリー量とそう変わりません。

そのため、食べ過ぎなければカロリー制限中でも食べることが可能かと。料理に使って完成品のカロリーを大きく増やすこともないでしょう。焼抜かまぼこだと100gあたり103kcalとやや高くなりますが、たった8kcalの差ですし特に気にする必要はなさそうです。

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