2017/04/26更新
強力粉の糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
糖質制限をしている人は、ほとんどパンやピザなどを食べないかと思いますので、強力粉を使うことがないかもしれません。それでも、知識として強力粉の糖質やカロリーについて知っておくことは大切です。強力粉にどれくらいの糖質があり、いかに糖質制限に向いていないか確認していきましょう。
強力粉は高糖質!糖質制限ではNG食材
パンやピザ作りに使われることの多い強力粉ですが、一般的によく使われている薄力粉との違いは、含まれているたんぱく質の量にあります。タンパク質の割合が8.5%以下のものを薄力粉で、タンパク質の割合が12%以上のものを強力粉です。
強力粉の中でも配分の割合が0.4%のものを1等粉、0.5%前後のものを2等粉と呼びます。それぞれの糖質は下記のようになります。
強力粉 | 糖質量(100g中) |
---|---|
強力粉1等 | 69.0g |
強力粉2等 | 68.5g |
0.5gの違いはありますが、1等でも2等でも糖質量はほとんど変わりません。薄力粉は70g以上の糖質を含みますので、それと比べるとやや少なめですが、糖質制限という考え方からすると、いずれにしてもNG食材ということになります。
薄力粉の場合、ケーキ以外にも天ぷらに使うなどの応用が効きますが、強力粉の場合は、パンやピザ以外ですと、クッキーやニョッキのような、大量に強力粉を使う料理しにしか使うことができません。
糖質制限中の人にとってはとても使いづらい食材のひとつです。家族のためにお菓子作りをするというのでなければ、強力粉を使う機会はまずありません。糖質制限向きの使い方があまりありませんので、後ほど紹介する代用品に置き換えてしまいましょう。
強力粉のカロリーはやや高め!カロリー制限でも要注意
糖質制限において強力粉は、ほぼ使いみちのない食材ですが、カロリー制限をしている人からすると強力粉はどのような位置づけになるのでしょう?強力粉は使うことの出来る食材なのか、そのカロリーとチェックしてみましょう。
- 強力粉1等(100g):365kcal
- 強力粉2等(100g):366kcal
こちらも糖質と同じように1等と2等で、ほとんど違いがありません。カロリーの値としては特別高いという値ではありませんが、決して少ないということもありません。パンなどに使うときは膨らませて利用しますので、食パン1枚で158kcalですので、2〜3枚食べてもカロリー制限としては許容範囲内に収まります。
ただしバターなどを使うと、カロリー量がアップしますので注意が必要です。パン2枚にスクランブルエッグのようなおかずをつけると、1食分の摂取カロリーは600kcalくらいになりますので、ダイエット食としては不向きです。
しっかり1食分を食べようと思うと、強力粉を使った料理はダイエットにはあまり向いていません。たまに利用する分にはかまいませんが、食べ過ぎには注意しましょう。
糖質制限で強力粉を使用するときの注意点
糖質制限では基本的に強力粉はNGだと考えてください。どううまく利用しても、その糖質量を抑えることはできません。ものすごく薄いピザ生地を作ることができれば、糖質を抑えたピザを作ることは可能ですが、家庭でそれを行うのは技術的に難易度が高すぎます。
糖質制限をしながら、パンやピザなどを食べたいときには、大豆粉やおから粉を代用品として使いましょう。
強力粉の代用品 | |
---|---|
大豆粉(100g) | |
糖質15.4g | カロリー466kcal |
おから粉(100g) | |
糖質5.9g | カロリー350kcal |
大豆粉はカロリーがやや高めですが、糖質制限ではそれほどカロリーを気にする必要はありません。これくらいのカロリーであればまったく問題ありませんので、大豆粉やおから粉を使ったパンやピザを作ってみましょう。
インターネットで検索すると代用品を使った低糖質なパンやピザのレシピを簡単に見つけることができます。料理が苦手というのでなければ、ぜひ自分で低糖質なパンやピザを作ってみましょう。グルテン粉なども必要になりますが、糖質量は大幅に減らすことができます。
糖質制限をしているときは、強力粉は使わずに、代用品を活用すると覚えておきましょう。
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