2017/04/25更新
ゼラチンの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
ゼリーなどの材料に使われることの多いゼラチンですが、ゼラチンがどのような食材なのかまで知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。そんなゼラチンはどれくらいの糖質を含んでいるのか、糖質制限をしている人なら知っておきたいですよね。
ここではゼラチンに含まれる糖質量と、そのカロリーについて紹介します。ゼリーやプリンなどをよく作る人は、ゼラチンの基礎知識とその値ついて把握しておきましょう。
ゼラチンの糖質はゼロ!糖質制限向きの食材
ゼラチンは牛や馬の骨や腱に含まれているコラーゲンが原料です。そのコラーゲンに熱を加えて抽出したもので、その成分のほとんどがタンパク質です。このため、ゼラチンには炭水化物が含まれていないため、ゼラチンの糖質は0gです。
ゼリーやプリンなどの甘いお菓子が多いため、糖質が含まれていないことに違和感があるかもしれませんが、ゼラチンそのものには糖質は含まれていません。ゼラチン100gに含まれる成分は下記のようになります。
ゼラチン | 成分量(100g中) |
---|---|
タンパク質 | 87.6g |
水分 | 11.3g |
脂質 | 0.3g |
炭水化物 | 0g |
灰分 | 0.8g |
水分を除けば、ほぼタンパク質で出来ていることがわかります。このため、糖質制限をしている人にとって、ゼラチンは量を気にせずに使用することができる食材です。
ゼラチンのカロリーは高め!糖質制限では上手に活用しよう
ゼラチン100gのカロリーは344kcalとかなり高めです。これは、すでに紹介しましたように、ゼラチンの成分のほとんどがタンパク質ということにあります。成人男性が摂取する1日あたりのカロリーは2000kcal前後ですので、344kcalがいかに多いかがわかります。
このため、カロリー制限でダイエットをしている人は、ゼラチンの使用は極力控える必要がありますが、糖質制限ダイエットをしている人の場合は、むしろ上手に活用したい食材の一つになります。
糖質制限はカロリーを意識していないと、知らず知らずのうちにカロリー不足になってしまう傾向にあります。お腹いっぱい食べたのに、体がカロリー不足を起こしてしまい、仕事中に力が入らないというようなことが起こります。
このような事態を防ぐためには、カロリーを積極的に摂取していく必要があるのですが、カロリーは摂取しても、糖質は摂取したくありません。このような場合は、ゼラチンのような低糖質・高カロリーの食材はとても便利です。
糖質制限でカロリー不足を起こさせないためにも、ゼラチンを上手に活用しましょう。もちろんカロリーの摂取し過ぎはNGですので、適量を使ってカロリー不足を補いましょう。
糖質制限でゼラチンを使うときの注意点
糖質制限でゼラチンはとても便利に使うことができるのですが、使い方を間違えると、いくらゼラチンが糖質制限向きの食材だとしても、それを台無しにしてしまう可能性があります。どういうことかというと、ゼラチンを使うお菓子などには大量に砂糖を使うとうことです。
例えば小さめのプリンでも1個に使う砂糖の量は15gくらい使います。砂糖はほとんどそのまま糖質ですので、おやつに摂取する糖質としてはNGです。プリンでなくゼリーでも同じです。甘いお菓子にするために砂糖を使うと、いくらゼラチンが糖質ゼロでも意味がありません。
糖質制限でゼラチンを使ったお菓子を作るときには、甘味料を活用するようにしましょう。甘味料によっては糖質もカロリーも抑えることができます。しかもとても入手性がよいので、スーパーなどで購入できます。
甘味料は砂糖の代わりとして、様々な料理にも使えます。とても便利な食材ですので、糖質制限をしている人は、調味料の1つとして常備しておきましょう。ゼラチンを使ったお菓子にももちろん使えますので、砂糖の代用品として使いましょう。
糖質制限で重要なのは個々の糖質もそうですが、調理済みの状態でどれくらい糖質を含んでいるかということです。ひとつだけ飛び抜けて糖質が低くて意味がないというケースもありますので、全体の糖質が低くなるように心がけましょう。
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