かつやのメニューはカロリー高め？糖質制限向き？

ダイエット中は「揚げ物は絶対にNG」というのがこれまでの常識でした。ところが糖質制限の考え方が知られるようになり、揚げ物が必ずしもダイエットに不向きではないという考え方も定着しつつあります。それではかつやのメニューは糖質制限ダイエットに向いているのでしょうか？

ダイエットをしている人は、カロリーも気になると思いますので、かつやのメニューからカロリーと糖質について紹介しながら、ダイエットに向いているかについて説明します。

かつやのメニューでカロリーと糖質をチェック！

残念ながら、かつやはカロリーも糖質も公表をしていません。このため正確なカロリーや糖質量を知ることはできませんが、カツ丼やカツ定食は定番のメニューですので、おおよそのカロリーと糖質量を推測することができます。

上記の組み合わせで、かつやのメニューのカロリーと糖質を推定してみましょう。

調味料などを加味していませんので、正確な値ではありませんが、それほど大きくは離れていないはずです。一般成人男性の1食で摂るカロリーの目安は600〜700kcalで、スタンダードな糖質制限をしているときの1食での糖質量は40g以下です。そこから考えると、かつやのメニューはカロリー面でも、糖質面でもオーバーしてしまいます。

かつやのメニューはなぜ糖質が高い？

揚げ物は糖質がそれほど高くないと言われていますが、なぜかつやのメニューは糖質が高くなるのでしょう。糖質制限をしている人はもうお気づきかと思いますが、かつやのメニューで糖質を高くしている原因はご飯にあります

定食のご飯の糖質は58.7g、丼ごはんの糖質は88gもあります。これだけで1食分の糖質量をオーバーしますので、いくら揚げ物の糖質が少なくても、これではかつやのメニューの糖質は下がりません。

カツカレーの場合は、ごはんの糖質だけでなく、カレールーの糖質も加わりますので、それだけで1日分の糖質摂取量をオーバーしてしまいます。糖質制限をするときは、ごはんは食べないようにしましょう。

かつやで糖質制限をする方法

かつやのメニューで、糖質が高くなる原因はご飯にあります。そう考えると、ごはんさえ食べなければかつやでも糖質制限が可能です。ところがかつやの店内メニューでは単品で注文できる揚げ物は、エビフライとメンチカツだけです。

エビフライとメンチカツだけの食事というのも、ちょっとさみしいですよね。そういう人は、かつやのお弁当を持ち帰りで注文しましょう。かつやのお弁当は丼物を除き、おかずのみの注文が可能です。しかも、おかずのみの注文にすると216円の値引きになります。

とはいえ、ごはんがないとさすがに満腹にはなれませんよね。そういう人は、ごはんの代わりに、千切りキャベツを注文してください。キャベツは100gでも糖質量は3.4gしかありません。キャベツをごはんの代わりにすれば、満腹感も高まり、なおかつ糖質を減らすことができます。

それらに豚汁やサラダを組み合わせれば、満足度の高い1食になります。糖質量だけで考えれば、おかずだけを2個注文するという方法もあります。ただし、糖質が低めではあるものの、揚げ物は衣に糖質が含まれていますので、食べ過ぎには注意してください。

糖質制限のいいところは、このように工夫次第でNGだったメニューでも食べることができるということです。ごはんやパンのような高糖質のものをできるだけ避けておけば、ダイエット中でもお腹いっぱい食べることができます。どうしてもトンカツを食べたくなったときは、ここで紹介した方法を活用して、かつやのトンカツや揚げ物を食べましょう。

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