2017/04/01更新
ハードパンの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
明確な定義は今のところないようですが、ハードパンとは小麦粉や塩、水、イーストだけで作られるようなパンのこと、言ってしまえばフランスパンのような存在を指します。
いわゆるソフト系のパンと比べて歯ごたえがあり、甘みが少ないのが特徴です。そんなハードパンの糖質やカロリーを今回は見ていきましょう。
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ハードパンの糖質はどのくらい?
ハードパンはソフト系の菓子パンと違って砂糖を使わないことから糖質量が低め、なんてことは残念ながらありません。
小麦粉を使っている時点で糖質量は高いわけで、ハードパンの代表であるフランスパンは1本(約240g)で約131.5gもの糖質を持ちます。糖質制限中には目にするのも嫌になる数字ですね。まさかの100g越えです。
とはいえ、フランスパン1本をまるまる食べることはそうないでしょう。実際に食べるのが3分の1程度(約80g)だとすると、糖質量は約43.9gほど。スタンダード糖質制限の一食の目安が糖質40gと考えると、これでも少し高めですね。
やはりパンである以上は糖質量が高くなることを覚悟しなくてはなりません。バゲットやパリジャンなどのハードパンも同じ程度の糖質と考えていいでしょう。基本的に材料が小麦粉や塩、水、イーストと限定されているため、種類による大きな違いはなさそうです。
ちなみに、ソフト系の代表だと思われる食パンは80gで糖質量が約35.5gほど。商品による差はあるものの、食パンの方が低糖質なこともあったりします。
ハードパンのカロリーは?
同じくハードパン代表のフランスパンで見ていくと、1本(約240g)あたりで670kcal、3分の1(約80g)なら223kcalとなります。糖質に比べてカロリーは極々一般的な数字ですね。具材を乗せすぎたりバターをつけすぎたりしなければ、ダイエット中でも十分に口にできそうです。
食パンと比較すると少しだけ高かったりもしますが、気にするほどの差ではありません。バタールやバゲットなども同程度のカロリーと考えて平気そうです。ベーコンエピなど高カロリーな具材が入ったものは少し危ないかもしれません。
ハードパンの方がダイエット向けな点もある
糖質カロリー共に食パンより高めという結果が出てしまったハードパンですが、実はダイエット向けな一面も。それはハードパンが硬いという部分。ハードと言っているのだから当たり前ですね。
パンが硬ければ、それだけ噛む回数が増えるわけで。噛む回数が増えれば、それだけ満腹中枢が刺激されるわけで。満腹中枢が刺激されれば、それだけ食べる量が減るわけで。つまりパンが硬ければ硬いほどに少ない量でも満足しやすくなるのです。
スープにつけて柔らかくしたり、あまり噛まずに無理やり飲み込んだりすれば話は別ですが、普通に食べていれば食パンよりも少ない量で満足できるはず。
最近の人は柔らかいものの食べ過ぎで顎が発達してないとも言いますし。これを機に普段のパンをハードパンに置き換えてみてはどうでしょうか。
糖質制限中にハードパンを食べるコツ
糖質制限中にハードパンを食べるときは、まず量を抑えておくのがいいでしょう。100gも食べてしまうと少し多いので、50gくらいでしょうか。そしてジャムやチョコクリームなどは糖質量が高いので避けるように。
肉類や一部の野菜なら糖質が非常に低いのでたっぷりのせて平気ですよ。むしろ具材をたっぷりのせないと、なかなか満足感が得られないかもしれません。
後は先ほど言ったように、とにかくよく噛んで食べること。少し時間はかかると思いますが、よく噛んで食べる癖をつけることで余計に食べてしまうことが少なくなるはずです。ぜひみなさんも試してみてください。
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