2017/03/30更新
米粉パンの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
米粉パンとはその名の通り、米粉を使って作られるパンのこと。純粋に米粉だけで作るものと、小麦粉と混ぜて作るものが存在します。そんな米粉パン、普通のパンと糖質は違うのか、またカロリーは高いのか低いのか、気になりませんか。今回は米粉パンについて紹介します。
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米粉パンは残念ながら糖質高め
初めに米粉パン1個(約70g)の糖質を紹介してしまうと、約34gほど。小麦粉を米粉に変えることで糖質量が減るんじゃないかと考えた人は残念。同グラム数の食パンが糖質約31gですので、むしろ高くなっています。それというのも、大きな原因は米粉にあるのです。
強力粉100gの糖質が約68.9gなのに対して、米粉の糖質は100gあたり約89.3g。なんと米粉の方が大幅に糖質が高くなっています。そんな米粉をメインに作ったパンが米粉パンですからね。糖質が低いわけがありません。
それでも、先ほど紹介した数値は米粉だけでなく強力粉をミックスした時の数字。もし米粉だけで作るのなら、さらに糖質量は高くなると思われます。
小麦粉にアレルギーのある人でも食べられるというアドバンテージはあるものの、糖質制限的には米粉パンよりも普通のパンの方がいいでしょう。
そもそも白米は糖質制限最大の敵とも言われる食品。よく考えれば米を製粉したものが低糖質なわけがなかったのです。ちなみに、同じく70gの白米の糖質は約25.7g。水分量などが違うので比較するのもどうかとは思いますが、白米よりも高糖質なのだから驚き。
米粉パンは食品全体から見てもパンだけで見ても高糖質な食品と言って差し支えないでしょう。米粉はパンケーキを作る際にも利用されますが、こちらも普通のパンケーキより糖質が高くなってしまうので注意が必要です。
米粉パンはカロリーが若干低め
米粉を使ってパンを作るメリットのひとつにカロリーを若干ながら下げられるというものがあります。極端な差はないものの糖質と違ってカロリーについては米粉の方が小麦粉より若干低く、カロリーを抑えるために米粉を利用する方もいるんだとか。
確かに米粉パン100gが258kcalなのに対して食パン100gは264kcalと本当に少しながら低め。ただ、この程度の差だと商品によっては逆転してしまいそうです。後はバターなどの量次第といったところですね。
米粉パンより普通のパンの方がいいかも
カロリーのことやアレルギーの話もあるので一概には言えませんが、糖質制限中は米粉パンよりも小麦粉のパンの方がいいかもしれませんね。既に話したように糖質量にそれなりの差がありますし、長く食べ続けていれば目に見える変化も出てくると思います。
ただ、米粉パンにこだわりがあるのなら量を抑えつつ摂取するのもありかもしれません。米粉パンは少量にしておき、残りは肉類など糖質の低いおかずで補うようにしましょう。
米粉パンの糖質を抑えることはできる?
普通のパンなら小麦粉を大豆粉などに置き換えることで糖質を抑えることが可能です。しかし、米粉パンの場合は米粉を大豆粉に置き換えてしまった時点でアイデンティティーが失われてしまうんですよね。それはもはや米粉パンでも何でもなく普通のパンでしょう。
方法としては米粉と大豆粉をミックスするものでしょうか。後は砂糖を甘味料に置き換える。これで多少は米粉パンの糖質を減らすことが出来ると思います。
大豆は100gの糖質が約11.1gですので、大豆粉の配分を増やせば増やすほどに糖質量は下がっていくでしょう。ただ、大豆粉が増えれば増えるだけ米粉パンから遠ざかっていくのも事実。
やはり米粉パンの糖質を抑えるのはなかなか難しそうですね。糖質制限などダイエット中の方は参考にしてみてください。
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