2017/03/30更新
スコーンの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
スコーンはスコットランドを発祥とする伝統料理。一応、パンとして位置づけられることもあるようですが、日本的にはお菓子の感覚が強いかもしれませんね。そんなスコーンの糖質はどの程度でカロリーはどのくらいなのか、今回は詳しく解説していきましょう。
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スコーンは高糖質な食品
パン類が高糖質とご存知の方は何となく想像がつくかもしれませんね。スコーンは薄力粉や牛乳、ベーキングパウダー、グラニュー糖。バター、卵などを材料とする、いわばパンの一種のようなものですので必然的に糖質量は多くなります。
一般的なスコーンが1個あたり重さ70g前後で、糖質量は32.6gほど。スコーン1個はそこまで多くくないわりに、あの重さのせいか糖質30gを超えてしまうのです。
糖質制限的に考えると由々しき事態。1個で32.6gもあっては、残り7.4gの糖質でやりくりしなくてはなりません(スタンダード糖質制限の一食の目安が40g)。7.4gといえば、肉類や魚類、一部の野菜類くらいしか食べられない量。肉類なども味付けによってはアウトです。
味付けと言えば、スコーン自体もジャムやクリームなどを付けることがありますよね。いちごジャムなんかは大さじ1杯で13gもの糖質を持っているわけで、それをスコーンに塗ってしまえば糖質量は約45.6gに変化。もはや一食分の目安を超えています。
チョコレートクリームや生クリームなども出来れば避けたいところ。バターなら糖質制限的には大丈夫そうです。
このように、スコーンはジャムなどの件も含めて非常に糖質の高い食品。糖質制限に向くか向かないかと聞かれれば「向かない」と即答できます。
今回紹介したのは一般的なスコーンの数字なので、数ある商品の中にはもう少し糖質の抑えられたものがあるかもしれませんが、サイズが同じ程度なら極端な差は出ないでしょう。低糖質スコーンなどは別ですが、これについては詳しく後述します。
おおよその糖質量はパッケージ記載の炭水化物量から知ることができるので、チェックする癖をつけてみてください。
スコーンはカロリーも高め
先ほどと同じく1個あたり70g前後に設定するなら、スコーンのカロリーは約223kcal。大きさに対してのカロリーは高めと言えそうです。ただ、糖質ほどの高さは感じません。
バターやジャムなど高カロリーな食品を付けてしまえば話は別ですが、プレーンのままならカロリー的にはそこまで問題ないでしょう。もちろん、3個4個と食べ過ぎればアウトですが。それはどの食品にも共通することです。
糖質制限中にスコーンを食べるには?
糖質の高い食品を糖質制限中に食べたくなったら、低糖質なものを購入するか糖質の低い材料から自分で作成する。これは糖質制限者定番の解決方法ですよ。糖質の高い食品にはおおよそ低糖質な商品が存在するようで、それはスコーンも例外ではありません。
ネットショップや一部の店舗では低糖質なスコーンを販売しており、その糖質量は1個あたり5g前後まで落ちるんだとか。おそらく小麦粉を大豆粉に変えたり、砂糖を甘味料に変えたりしているのでしょう。
特に砂糖はグラム数がほぼそのまま糖質量になるわけですからね。甘味料で使用を抑えられるのは大きいです。
もちろん、自分で作れる方はそれが一番。大豆粉やら甘味料は比較的簡単に入手できますし、作り方も基本的に普通のスコーンと同じで大丈夫。中には1個あたりの糖質を2g程度まで抑えて作る方もいます。ネット上にレシピが掲載されているので参考にしてみましょう。
最後にひとつ、ジャムやクリームなどには気を付けましょう。。ジャムなどは少量でも多くの糖質を持ちますので、出来れば何もつけずにそのままで。それか低糖質のジャムなどを使うようにしてください。
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