2017/03/30更新
トルティーヤの糖質はどのくらい?カロリーは?
家庭で食べる機会はあまりないかもしれませんが、メキシコ料理のお店だけでなく、最近ではコンビニでもトルティーヤの商品が増えています。パンは糖質が高めでNG食品ということはわかっていますが、トルティーヤの場合はどうなのでしょう?
ここではトルティーヤの基礎知識について紹介し、糖質やカロリーがどれくらい含まれているか、糖質制限に向いているかについて説明します。
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トルティーヤはトウモロコシで作られたパン
最近ではよく見かけるようになったトルティーヤですが、それでも日本ではそれほど馴染みのある商品ではありません。ここではまずトルティーヤについて、その基礎知識を紹介します。
トルティーヤはトウモロコシが原料
コンビニなどでは「トルティーヤ」という名前でラップサンドを販売していますが、本来トルティーヤというのはラップサンドそのものではなく、具を包むための皮のことを言います。トルティーヤは中米のインディオに伝わる料理のひとつで、トウモロコシを原料とします
トウモロコシの粒をアルカリ水溶液で処理し、すり潰したものがトルティーヤの生地になります。メキシコなどの中米以外では、トウモロコシの粉を水でこねて伸ばして焼いたものをトルティーヤとすることもあります。
コンビニで売られているトルティーヤは小麦粉食品
日本で売られているトルティーヤのほとんどが、トウモロコシの粉と小麦粉を混ぜて作ったもので、商品によってはトウモロコシを一切使わずに小麦粉だけで作った商品をトルティーヤとして販売しています。
トルティーヤの糖質はやや高め!食べ過ぎに注意
本物のトルティーヤはトウモロコシが原料ですが、日本では小麦粉で作られたトルティーヤが主流ですので、ここでは両方のトルティーヤ100gの糖質とカロリーを紹介します。
- トルティーヤ(トウモロコシ):糖質 45.6g / 286kcal
- トルティーヤ(小麦粉):糖質 44.7g / 257kcal
トウモロコシで作られたトルティーヤのほうがカロリーも糖質も少し高めですが、誤差の範囲内と言ってもかまいません。トウモロコシも小麦粉と同じくらい糖質の高い食材ですので、糖質制限中は避けるべき食材のひとつです。
日本ではトウモロコシは、夏祭りの屋台やバーベキューなどでしか食べる機会がありませんが、海外ではトルティーヤのように主食として食べることもありますので、糖質制限中に海外に行くときは気をつけましょう。
100gでの糖質やカロリーは高めですが、実際に食べるときは1枚あたり25gくらいの量ですので、カロリーも糖質も1/4くらいにまで下がります。1枚あたり11〜12gの糖質量ですので、絶対にトルティーヤを食べてはいけないということではありません。食べ合わせによっては、2枚くらいのトルティーヤは許容範囲内です。
糖質制限中のトルティーヤを食べるときの注意点
トルティーヤは単体で食べるのではなく、野菜やお肉を巻いたり挟んだりして食べます。注意したいのは、何を巻いて食べるのかということです。お肉のような糖質が少なめの食材であれば、トータルの糖質摂取量を抑えることができ、チリコンカンのように豆類を使ったものは、糖質がオーバーする可能性があります。
できるだけ低糖質の食品と組み合わせて、なおかつ2枚くらいに抑えることが、糖質摂取量中にトルティーヤを食べるときのポイントです。トルティーヤの材料が小麦粉でもトウモロコシでも注意点は変わりません。
トルティーヤはそもそも家庭料理ですので、自宅でも簡単に作ることができます。作るときに小麦粉ではなく大豆粉とグルテン粉を使うことで、トルティーヤの糖質大幅に減らすこともできますので、料理が苦手というのでなければ、インターネットでレシピを検索して、糖質を減らしたトルティーヤを自分で作ってみましょう。
自作トルティーヤを覚えると、具材を変えるだけで様々な味を楽しむことができます。糖質制限中の料理の幅が一気に広がりますので、ぜひ糖質制限中に糖質を抑えたトルティーヤを作ってみましょう。
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