2017/01/07更新
春雨の糖質制限中NG!ヘルシーなイメージとは正反対の高糖質
ヘルシーでダイエット食品の代表のような食材の春雨ですが、糖質制限で考えたときはお米やパンと同じくらいNGな食品であることは意外と知られていません。コンビニでも麺の代わりに春雨を利用したダイエット食品が売られていますが、実際のところ春雨の糖質量はどれくらいなのでしょう。
ここでは春雨の糖質量と、春雨の糖質が高くなる理由について紹介します。
春雨の糖質はどれくらい?
春雨100g中に含まれる糖質量は80.9gです。春雨の8割が糖質ですので、砂糖を食べているというほどではありませんが、それに近い感覚で高糖質の食品です。春雨がどれくらい高糖質なのか他の食品100gと比べてみましょう。
春雨の糖質は? | 糖質量 |
---|---|
春雨 | 80.1g |
中華麺(茹で) | 27.9g |
ごはん(白米) | 36.7g |
食パン | 44.4g |
小麦粉 | 73.4g |
糖質制限をしている人が避けている他の食品と比べても、圧倒的に高糖質であることがわかります。ただし、春雨は乾燥食品ですので、実際に利用する量はごはんやパンよりも少なくなります。春雨を使った料理で1人前25g程度の春雨を使います。
このときの1食あたりの糖質量は約20gになりますので、驚くほど高糖質というわけではありません。ただしスーパー糖質制限をしている人の1食の最大摂取糖質量の目安は20gですので、春雨だけで、その値と同等になります。
スタンダードな糖質制限をしている人でも、できるだけ食べないように心がける必要があります。春雨はわざわざ選ばない限り口にすることのない食材ですので、「春雨はNG食材」と頭に入れておけば十分です。
春雨の糖質はなぜ高くなるの?
春雨には大きく分けて2種類あります。1つは緑豆のデンプンから作られる春雨で、もう1つが芋のデンプンなどから作られる春雨です。緑豆から作られる春雨の多くが中国産で、国産の春雨はさつまいもやじゃがいものデンプンで作られます。
どちらもデンプンから作られていることは変わりません。デンプンは炭水化物ですので、デンプンから作られる春雨は、砂糖ほどではないにしても糖質の塊ということになります。
春雨はヘルシーで甘さもないから、糖質制限でも大丈夫だと思い込んでいた人は気をつけてください。春雨は糖質制限の天敵のような食材ですので、料理などに使わないように心がけてください。
春雨が含まれていることのある料理
春雨を食べないように心がけていても、注文した料理に春雨が含まれていることがよくあります。ここでは春雨が含まれている可能性のある料理を紹介しますので、外食や惣菜などで注文するときの参考にしてください。
春巻き
春巻きは春雨が入っていることの多い料理のひとつです。中華料理でついつい注文してしまいがちなメニューのひとつですが、お店によってはかなり多くの春雨が含まれている可能性がありますので、注文しないように気をつけてください。
プルコギ
プルコギは韓国料理ですが、お店によっては春雨が入っていることがあります。注文するときは春雨が入っているかどうかを確認するようにしましょう。注文してから春雨に気づいたときは、できるだけ春雨を残すようにしてください。
トムヤムクン
人気のタイ料理のトムヤムクンにも春雨が入っていることがあります。市販品はきちんと春雨入りと書いていますので、注意していれば問題ありませんが、お店で注文したものの中に春雨が入っていることもありますので気をつけてください。
中華スープ
春雨は中華料理のいたるところに使われる食材のひとつです。麻婆春雨のように名前だけでわかるものはいいのですが、定食についているスープなどに春雨が入っていることもあります。この場合は実際に食べるまでわからないため、スープに春雨が含まれているときは春雨だけ残すようにしましょう。
鍋
鍋も春雨を使うことの多い料理のひとつです。融通の効くお店の場合は、春雨の有無を確認して省いてもらうようにしてください。春雨とは少し違うのですが、マロニーもデンプンから作られる食材ですので、春雨と同様に避けるようにしてください。
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