2017/01/11更新
貝の糖質は意外と高い?あさり・ホタテ・牡蠣などの糖質は?
肉や魚は糖質がほぼないことで有名で、糖質制限中はエネルギー摂取のためにも積極的に食べますよね。
そして、貝も糖質が少ないイメージがありますが、実は貝の種類によっては意外と糖質高めだったりするものもあるんです。
そこで、今回は貝の糖質量はいったいどれくらいなのか、またよく食べるあさりやホタテ、冬になると一段と美味しくなる牡蠣などの糖質はどうなのかなどご紹介していきます。
気になる貝の糖質量
貝と言っても味や大きさ、食感などなどその種類はさまざまあります。そのため、貝の種類によっても調理方法を変えて楽しんだりできるのが魅力だったりしますよね。
では、そんな種類豊富な貝はどれくらいの糖質量があるのか種類別で見ていきましょう。
貝(100g中) | 糖質量 |
---|---|
あさり | 0.4g |
エスカルゴ | 0.8g |
ホタテ(ひも) | 1.5g |
ホタテ(貝柱) | 4.9g |
ハマグリ | 1.8g |
ホッキ貝 | 3.8g |
アワビ | 4.0g |
しじみ | 4.3g |
牡蠣 | 4.7g |
私たちが口にすることが多いあさりの糖質量は、この中でかなり低いことが分かります。
また、フランス料理で使われるエスカルゴも決して糖質は高くないので、食べる機会があったときは楽しめそうですね。
しかし、ホタテのように部位によって糖質量が違うものや、旨み成分がギュッと詰まっている傾向にある貝は糖質が高いようです。
貝は糖質制限中でも食べることができる
100g当たりの糖質量を見ると、食べることができる貝はあさりやエスカルゴ、ほたてのひも付きやハマグリまでのように思えてきますが、実際はアワビや牡蠣も食べても問題はありません。
というのも、100gの糖質量を個数で考えるとよりわかりやすいかと思いますので、だいたいの個数で見ていきたいと思います。
貝の種類 | 100g分の個数 | 糖質量 |
---|---|---|
あさり | 50個 | 0.4g |
エスカルゴ | 8〜9個 | 0.8g |
ホタテ(ひも) | 7個 | 1.5g |
ホタテ(貝柱) | 5個(中サイズ) | 4.9g |
ハマグリ | 6〜7個 | 1.8g |
ホッキ貝 | 2個(中サイズ) | 3.8g |
アワビ | 1〜2個 | 4.0g |
しじみ | 30〜35個 | 4.3g |
牡蠣 | 5個 | 4.7g |
いかがでしょうか。個数で見ると1回で食べる量以上の数だということがわかります。
アワビももともとが肉厚なので丸々2個食べることもありませんし、ホッキ貝も薄くスライスして味わうので実質食べても1個程度ではないでしょうか。
また、冬日なると旬を迎える牡蠣も5個食べられれば十分満足できますね。しかし、美味しい時期になると牡蠣食べ放題の企画を設けるお店もでてくるので、そうした場面での食べ過ぎは注意するようにしましょう。
このように、特別頑張ってたくさん食べようとしない限り普通に食べる分には、糖質量は気にしなくても食べることができそうです。
貝類はタウリンが豊富
糖質が高めの貝もありますが、過剰に食べない限りはどの貝も普通に食べることができます。
また、貝は糖質だけではなく栄養面でも非常に優れた海の幸であり、生活習慣病の予防に効果があるといわれています。
貝にはタウリンが豊富に含まれているため、コレステロール値の改善・肝機能の修復や向上・強心作用・高血圧の改善などが期待できます。
さらに、タウリンにはインスリンの分泌を促すことで血糖値を下げるといった効果が期待されているので、糖質制限中にとっても強い味方になります。
貝類はタウリン以外にも、ビタミン・ミネラル・たんぱく質といった栄養素を多く含んでいます。
貝は不足しがちな栄養素がたっぷり摂れる
貝の種類によって多く含まれている栄養素にある程度の差はありますが、多くの人たちが不足しているといわれているビタミン・ミネラルがどの貝も豊富に含まれています。
ビタミンとミネラルは、体の機能を正常に保つために必要不可欠なものであり、食事から摂取しなくてはならない栄養素です。
そんな大事な栄養素を貝にはたっぷり含まれているので、ぜひ食べて欲しい食材ですね。
気になる糖質も、あさりなら気にしないでいいレベルですし、お味噌汁や糖質0g麺を使ったパスタあさりパスタなど、さまざまな料理に使うことができます。
ホタテや牡蠣も冬場は特に美味しさが増すので、食べ過ぎには注意をして旬を味わいながら糖質制限を楽しみましょう。
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