2017/02/07更新
パパイヤは糖質制限中に食べてもOK?GI値やカロリーを徹底解剖
パパイヤと聞くと有名なダンサーを思い浮かべる方も多いと思いますが、今回紹介するのは果物の方。糖質制限中に食べられるかを気にする方が多いようなので、GI値なども含めて詳しく紹介していきます。
パパイヤの食べる量 | 糖質量 |
---|---|
1/4個 | 4.16g |
1/2個 | 8.32g |
1個 | 16.64g |
パパイヤの栄養成分(100gあたり) | |
---|---|
エネルギー | 38cal |
タンパク質 | 0.5g |
脂質 | 0.2g |
炭水化物 | 9.5g |
食物繊維 | 2.2g |
糖質 | 7.3g |
ナトリウム | 6mg |
カリウム | 210mg |
ビタミンC | 50mg |
カルシウム | 20mg |
鉄 | 0.2mg |
ビタミンB6 | 0.01mg |
マグネシウム | 26mg |
目次
パパイヤは糖質制限中に食べてもOK?
パパイヤに含まれる糖質は100gあたり7.3gほど。これは野菜で言うところの玉ねぎとほぼ同じ値です。糖質制限中の方ならご存知かもしれませんが、玉ねぎは野菜の中でも糖質が高い方で、あまりおすすめできない食材です。
しかし、口にすればアウトかと言えばノー。食べ過ぎない程度であれば食べても大丈夫です。もちろん、糖質量がほぼ同じなパパイヤもOK。1日500gも600gも摂取すれば確実にアウトですが、少量であれば平気でしょう。
パパイヤにはビタミンCをはじめとした豊富な栄養も含まれていますしね。適量の摂取はあなたの健康的な生活をサポートしてくれますよ。
パパイヤの糖質はどれくらい?
既に話したようにパパイヤの糖質は100gあたり7.3gです。パパイヤは1個当たりの重さが550g前後もある果物ですが、実は廃棄部分が35%と多め。そのため、実際に食べることができるのは350g前後です。これに当てはめて糖質を考えると約25g。糖質制限中にはちょっとツラい数字となります。
とはいえ、実際は小さくカットするのが普通。8等分にした際の重さが1個当たり45g前後、糖質3.5g程度ですので摂取する際のひとつの目安にしてみてください。これが2切れとなると、ちょっと多いかなと言った印象です。
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パパイヤは果物の中で糖質が多い?少ない?
甘みの強い味わいや、しっかり熟れた見た目から糖質が高いと思われがちなパパイヤですが、実のところ果物の中で考えると糖質が少ない方です。
パパイヤよりも糖質の少ない果物で、だれでも知っているメジャーなものは糖質7.1gのいちごくらいの印象。りんご、キウイ、パイナップル、みかん、ぶどう、バナナなどは総じてパパイヤより多くの糖質を含有しています。
果物の中で糖質10g以下は優秀ですからね。バナナなどを食べるならパパイヤの方が量を摂取できてお得ですよ。ただ、好きな果物があれば、そちらを食べる方がいいでしょう。我慢してストレスを溜めるのはダイエットによくありません。
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パパイヤのGI値は高い?低い?
食品には糖質以外にGI値と呼ばれるものがあります。GI値とは摂取した後の血糖値の上昇速度を表したもの。高ければ高いほどにダイエットに向かず、逆に低ければ低いほどにインシュリンの分泌を抑えられます。
インシュリンは脂肪を蓄積しやすくする物質です。さて、パパイヤのGI値はと言えば、30ほどですね。比較対象としては精白米の84などが分かりやすいでしょうか。
同じ果物ならパイナップルの65、バナナの55、メロンの41などがあります。ひとつの目安ではありますが、55以下であればダイエット中におすすめと言えるでしょう。
GI値が非常に高いスイーツ類を食べるよりも、よほど心穏やかに口にすることができますよ。気になる方は他の食品のGI値もチェックしてみましょう。おそらくパパイヤの数値の低さにびっくりします。
パパイヤのカロリーは?
パパイヤのカロリーは100gあたり38kcalと少なめ。糖質同様に玉ねぎとほぼ同じ数値ですね。果物ではグレープフルーツと同じ、オレンジやすいかと近い数字となっています。糖質に対してのカロリーが異様に高い、ということもないため糖質制限をきちんと行っていればカロリーで太ることもないでしょう。
パパイヤの栄養素や主要成分
パパイヤに含まれる成分の中でも有名なのがパパイン。これはたんぱく質分解酵素であり、肉料理と共に摂取することで消化をサポートしてくれます。パパインを含むことから料理に使うと肉を柔らかくする効果があるそうです。
パパインは同時に脂肪や糖質も分解するとのことで、まさにダイエットに最適の成分と言えるでしょう。また、パパイヤには非常に豊富なビタミンCが含まれています。その量は100gあたり50mg。ビタミンCで有名なみかんの32mgを大きく上回る数字です。ビタミンCはコラーゲンに欠かせない栄養であり、美肌効果抜群。
他にも免疫力のアップやアレルギー対策、老化やガンの原因となる活性酸素除去などなど、多くの健康効果を持つ栄養素です。最近は食事の偏りから不足がちな方も増えているようなので注意しましょう。
βカロテンが多いのも特徴のひとつ。βカロテンは体内でビタミンAへと変換され、粘膜の健康を保ってウイルスの侵入を防いだり、肌の代謝を助けて肌つやを良くしてくれます。
まとめ
パパイヤと糖質制限について、いかがでしたか。今回の内容を簡単にまとめると、パパイヤは果物の中では糖質が少なく、適量であれば糖質制限中でも食べられる、といった感じです。糖質制限中だからと我慢し続けれストレスを溜めるよりも、少しのフルーツでストレス解消ですよ。
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