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2017/02/08更新

ベーグルは糖質制限には不向き!糖質オフならOK?カロリーは?

ベーグル

噛みごたえがあるため、満腹感を得られやすいということもあって、朝ごはんはベーグルと決めている人は多いのではないでしょうか。雑誌の特集ではベーグルにダイエット効果があるという記事も見かけます。それでは糖質制限という方向から見たときのベーグルはどうなのでしょう。

ベーグルは糖質制限に向いているのか、それとも向いていないのかについて、ここでは紹介しますので、糖質制限中のベーグルの選び方の参考にしてください。

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ベーグルは意外と糖質が高い

ベーグルはダイエット効果が高いと言われていますが、それは糖質がこれほどまでに注目される前に広まった情報になります。実はベーグルの糖質は他のパンに比べて高めになっています。まずは他のパンと比べてどれくらい糖質が高いのかをチェックしてみましょう。

パンの種類
ベーグル(1個)
糖質40gカロリー230kcal
食パン(6枚切り1枚)
糖質27gカロリー180kcal
クロワッサン(1個)
糖質12gカロリー230kcal

ベーグルの糖質が圧倒的に高いことがわかります。カロリーも高いと言われているクロワッサンと同等ですので、これだけ見るとなぜベーグルにダイエット効果があるのか理解できないですよね。

そして糖質という観点から考えても、ベーグルは糖質制限に不向きなことがわかります。糖質制限中の糖質は標準的な糖質制限で40g未満が目標値ですから、1個で1食の目安を摂取することになります。

参考:ベーグル以外の食品の糖質をチェック「食材糖質リスト」を見る

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ベーグルの糖質が高い理由

それではなぜベーグルは糖質が高くなるのでしょう。それはベーグルに使われる原材料に理由があります。ベーグルは下記の素材によって作られています。

  • 強力粉
  • 砂糖
  • ドライイースト

普通のパンは、バターや牛乳、そして卵などが入っていますので、素材としてはシンプルになります。ただしパンと同じ重さで考えたときに、バターや牛乳が含まれていない分、糖質となる強力粉と砂糖の比率がとても高くなります。このため、ベーグルはどうしても糖質が高くなってしまいます。

ベーグルは低カロリー?高カロリー?

糖質が高いベーグルですが、カロリーもそれほど低カロリーというわけではありません。すでにご紹介していますがベーグル1個あたりのカロリーは230kcalほど。もちろん大きさによってカロリーは変わってきますし、チョコレートやナッツなどが練り込まれたベーグルはもう少しカロリーが高くなる可能性があります。

ベーグルはそのまま食べる以外に、いろいろな具をサンドすることもありますよね。そうなるとカロリーはもっともっと高くなります。レタスやトマトなど野菜を挟むぶんにはそれほどカロリーは上がらないでしょうが、クリームチーズ、スモークサーモン、チキン、生ハム、バター、ジャムなどを挟むと高カロリーになってしまいます。

糖質制限中、低糖質な具材であればカロリーを気にすることなく食べられますが、そもそもベーグル自体の糖質が高いので控えておいたほうが良さそうですね。

ベーグルにダイエット効果があるとされている理由

それではなぜベーグルはダイエット効果があるとされてきたのでしょう。ベーグルは下記の理由からダイエット効果が高いとされています。

  • 噛みごたえがあるため咀嚼回数が増え満腹感が高くなる
  • 噛むことで顔のラインがシャープになる
  • GI値が低い

ベーグルはもちもちした食感であるため、パンやごはんのように簡単に飲み込むことができません。そのため自然と咀嚼回数が増えることになります。この咀嚼回数が多いことが満腹感につながるため、1個食べただけで満足できるため、結果的に低カロリーになります。

そして噛むことで顔の筋肉を使うことで、フェイスラインがシャープになるため、見た目がほっそりとするという効果も期待できます。

もうひとつ重要なのが、食後の血糖値の上がりやすさを示すGI値が、低いというのもベーグルにダイエット効果があるとされている理由です。血糖値が上がると体内でインスリンが分泌され、肥満につながります。ベーグルはGI値が低いため、ダイエット効果が期待できるのです。

糖質制限中のベーグルの選び方

ベーグルにはダイエット効果が期待できるのに糖質が多く含まれていますので、これは悩ましいところですが、実は糖質制限中でもベーグルを食べることができます。それは糖質オフベーグルを選ぶという方法になります。

強力粉の代わりに、小麦ふすまや大豆粉を利用して作られたベーグルは糖質が大幅にカットされたベーグルになります。普通のベーグルの糖質が1個40gなのに対して、糖質オフベーグルは糖質が10g以下になる商品もあります。

ベーグルのダイエット効果を維持しつつも、糖質を抑えることで糖質制限にも対応していますから、糖質制限中でもパンに近い主食を食べたいという人には最適な選択になります。糖質オフベーグルは市販されていますので、簡単に入手することができるのも魅力のひとつです。

ただ、低糖質ベーグルと書かれていても糖質がそれほど低くないベーグルもありますので、きちんと糖質の量はチェックしてから購入しましょう。

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