2017/02/07更新
マンゴーは糖質制限中に食べてもOK?GI値やカロリーを徹底解剖
ウルシ科マンゴー属に分類されるマンゴー。格子状に切ったものは見た目の美しさも相まって食欲を刺激されますよね。今回はそんなマンゴーを糖質制限中に食べても大丈夫かを考えていきましょう。糖質制限は成功させたいけどマンゴーも食べたいと考える方必見です。
マンゴーの食べる量 | 糖質量 |
---|---|
1/4個 | 7.60g |
1/2個 | 15.21g |
1個 | 30.42g |
マンゴーの栄養成分(100gあたり) | |
---|---|
エネルギー | 64kcal |
タンパク質 | 0.6g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 16.9g |
食物繊維 | 1.3g |
糖質 | 15.6g |
ナトリウム | 1mg |
カリウム | 170mg |
ビタミンC | 20mg |
カルシウム | 15mg |
鉄 | 0.2mg |
ビタミンB6 | 0.13mg |
マグネシウム | 12mg |
目次
マンゴーは糖質制限中に食べてもOK?
マンゴーは糖質が100g中に15.6g、カロリーが64kcalと、糖質制限中には心穏やかではいられない数値をしています。ただ、GI値はそこまで高くないため、摂取による血糖値の急上昇などは無く、インシュリンの問題で急激に脂肪がため込まれるようなことも少なめです。
そのため、糖質制限中でも量を加減すれば食べても問題ないでしょう。マンゴーにはビタミン類をはじめとした栄養素が豊富に含まれており、アンチエイジングにも効果的と言われてますからね。
好きなものを我慢してのストレスや、糖質制限中の栄養不足が原因で肌トラブルを起こしては、せっかくのダイエットも台無しです。やはり痩せるなら同時に綺麗にも目指しましょう。
マンゴーの糖質はどれくらい?
マンゴー100gの糖質は先ほど言ったように15.6gです。マンゴーに含まれる炭水化物は16.9g、食物繊維は1.3gですので、計算してみるとちょうどですね。
糖質は炭水化物から食物繊維を引くことでもとめられますよ。時期などによって異なりますが、大き目のマンゴーの重さが400g前後、うち可食部が約65%の270g前後とされています。
すなわち、大き目のマンゴーを1つ食べると40gくらいの糖質を摂取するということ。糖質制限中にはちょっと摂りすぎですね。GI値が高くないとはいえ、1日数切れにしておくなどの工夫が必要でしょう。
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マンゴーは果物の中で糖質が多い?少ない?
あのネットリとした見た目や、どこかしつこさも感じる甘みを持つ果物だけあってマンゴーは果物の中でも糖質が多い部類です。下は1g以下から上は20gオーバーまで、果物の糖質は実に幅広いわけですが、平均値としては10から12gくらいでしょうか。15.6gは多いように感じますね。
ちなみに、マンゴーよりも糖質の高い果物で有名なものと言えばバナナ。こちらは100gあたり21.4gもの糖質を抱える果物となっています。これと比較すればマンゴーの糖質も少なく見えますね。ただ、いちご、もも、オレンジ、すいか、メロンあたりが10g以下なのを考えると少し残念な数値に見えてきます。
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マンゴーのGI値は高い?低い?
マンゴーの種類や完熟具合によって変わるようですが、マンゴーのGI値は概ね49から55程度と言われています。ダイエット中のひとつの基準となるのがGI値60。これを超えるとダイエット中には適さないと考えられています。
そう考えるとマンゴーはギリギリ大丈夫。糖質制限中でも口にできるというわけです。ただ、りんごやみかんなどに比べるとGI値が高いので、やはり食べ過ぎには気を付けてください。
ちなみに、バナナも同程度のGI値をもつ果物。どちらかと言えば甘みに特化した味わいは通じるものがあるかもしれませんね。
マンゴーのカロリーは?
はじめの方で触れた通り、マンゴーのカロリーは100gで64kcalとなっています。果物の場合は糖質とカロリーが比例することが多く、マンゴーも例外ではないと言えます。
マンゴーより高カロリーなのはバナナやアボカドなど。カロリーと同様に糖質も多い食品たちですね。マンゴーに近いカロリーの持ち主としては66kcalの米国産さくらんぼ、63kcalのライチ、60kcalの柿でしょうか。
カロリーの総評としては高くもなく低くもない。糖質を考えて摂取量を抑えればカロリー過多になることはまずないと思います。
マンゴーの栄養素や主要成分
マンゴーは女性の綺麗をサポートする成分が豊富に含まれることで注目を浴びています。たとえば、ビタミン類の中でもビタミンCの量が多め。女性の方ならご存知だと思いますが、ビタミンCはコラーゲンを作り出してくれる綺麗な肌には欠かせない栄養素。
ビタミンCを十分に補給することで肌のつやを保つことが可能です。同時に免疫力をアップさせることでインフルエンザなどの風邪予防。冬場は様々なビタミンC食品が販売されると思いますが、これはビタミンCが免疫力アップ効果を持っているからでしょう。
花粉症にも効果があるようなので症状が苦しい時には思い出してみてください。また、カリウムも豊富なことから高血圧の予防やむくみ解消が期待できます。むくみ解消は肌つやと共に欠かせないもの。消化酵素による消化促進も見逃せません。
まとめ
マンゴーと糖質制限についての説明は以上となります。簡単にまとめると、マンゴーは食べ過ぎなければ食べても大丈夫、といった感じ。マンゴーだけでなく他のフルーツとローテーションしたりして、うまく摂り入れてみてください。食べる際のコツは少なめを心がけることです。
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