ベビーリーフは糖質制限中に食べてもOK？成分やカロリーを徹底解剖

最近、レストランなどでよく目にするベビーリーフ。これが特定の野菜を指すものではなく、幼い葉菜の総称だと言うことをご存知でしたか。今回はベビーリーフの定義に触れながら糖質制限との関係を話しましょう。

参考：糖質制限ダイエット食品が分かる「食材糖質チェック一覧表」

ベビーリーフは糖質制限向き！

まず知っておいてほしいのがベビーリーフは特定の野菜を示す単語ではないという事実。発芽から30日程度て収穫した野菜などの若い葉っぱは基本的にベビーリーフとなります。

日本で食べられるものとしては、リーフレタス、水菜、ほうれん草、ルッコラなどが有名でしょうか。近年は日本人好みのオリジナルブレンドの種袋が出回っているそうです。

このような定義を持つベビーリーフは基本的にどれもヘルシーであり、糖質制限に最適と言われています。野菜の限定はないものの、野菜からは絶対に脱しませんからね。野菜は総じて糖質やカロリーが低い傾向にあります。

ベビーリーフの糖質はどれくらい？

ベビーリーフの糖質はピタリ1g、2gなど決められてはいません。先ほども言ったように様々な野菜がベビーリーフとして利用されますからね。種類によって糖質量も変わってくるでしょう。

基準としては0.1から0.8gほど。最大でも0.8g程度とされているので、糖質制限にはもってこいですね。少しくらいなら食べ過ぎてしまっても大丈夫そうです。

ベビーリーフは野菜の中で糖質が多い？少ない？

先ほどの0.1gから0.8gを参考にするのならば、ベビーリーフの糖質は十分に低いと言えるでしょう。クレソンやバジルなど、糖質をほぼ含まない野菜も中には存在するわけですが、多くの野菜は多少ながらも糖質を持っています。

そんな中で最低0.1gというのは心強い数字。ほぼ糖質を身体に蓄えることなく口にすることができます。ちなみに、葉物として有名なレタスは1.7g、キャベツは3.4gです。これらと比較してみるとベビーリーフが野菜の中でも低い部類だと分かるでしょう。

ベビーリーフのカロリーは？

カロリーについても糖質同様に種類によって異なるため、ズバリ30、50kcalなどとは言い切れません。ただ、葉物の野菜ですので、そこまで高くはならないはずです。おそらく10から20kcal前後。100や200kcalになるようなことはないでしょう。

そのため、糖質面だけでなくカロリー面からみても安心して口にすることが可能です。糖質もカロリーも抑えた食品がいい、そんなわがままな意見を叶えてくれることでしょう。

ベビーリーフの主要成分

ベビーリーフの主要成分はと聞かれれば、やはりビタミン類でしょうか。特にビタミンCの量が豊富とされており、野菜、果物不足からくる不足分を補ってくれます。ビタミンCが不足すると肌荒れが出てきたり、免疫力の低下から風邪にかかりやすくなったりします。このことから冬場は特に必要な栄養素とされますので、他の野菜と組み合わせつつ積極的にとりいれましょう。

また、他の野菜と同様にβカロチンもなかなかのもの。こちらは人間の粘膜の強化によって免疫力を正常に保ち、肌の代謝能力も改善する効果を持ちます。

さらに、鉄分やカルシウムなどのミネラルが豊富なのも特徴。ほうれん草などはカルシウムと鉄分の野菜というイメージを持つ方も多いでしょう。鉄分は女性に多いとされる貧血の解消、カルシウムは不足からくる骨の弱体化を補って骨粗鬆症を予防。それぞれ健康に暮らすうえで欠かせない効果を発揮してくれます。

骨は男性よりも女性の方が弱くなりがちなので、特に女性は多めに摂取するといいかもしれません。糖質制限ダイエットをしながら栄養も補給。なかなかに優秀な食材です。

ベビーリーフの簡単糖質制限レシピ

サラダだけでは飽きてしまうと思うので、ここでベビーリーフの簡単糖質制限レシピを紹介しましょう。簡単にできるうえに糖質はしっかりカットできるレシピ、要チェックです。

ベビーリーフとアボカドスムージー

様々な野菜と組み合わせ可能なベビーリーフ。今回はアボカドと合わせてみましょう。用意するのはベビーリーフとアボカド、それに大豆の水煮と牛乳です。

まずはアボカドを縦に切って皮と種を取り除いて食べやすい状態に。それからベビーリーフ、大豆の水煮、牛乳と混ぜ合わせて攪拌していきます。しっかりスムージー状になったら完成。

何となく物足りない場合はコショウなどをプラスしても大丈夫です。ベビーリーフはもちろんのこと、実はアボカドも糖質量が少ない野菜で、その量は100gに対して0.9gしかありません。どちらも糖質制限にぴったりの野菜。上手に組み合わせてダイエット成功を目指しましょう。

まとめ

まだまだ日本では注目され始めのベビーリーフ。今回は定義から紹介しましたが、いかがでしたか。既に紹介したように糖質、カロリーどちらの観点からみても優れた野菜となっていますので、ぜひ上記スムージーなどを試しつつ、うまくとりいれてみてください。

私達といっしょに糖質制限を広めてみませんか？