らっきょうの糖質はどのくらい？低い高い？カロリーは？

らっきょうはネギ属の植物であり、人によっては苦手なキツい臭いを持つことで有名な野菜。そのため、女性の方だと口臭の問題から摂取を避けることも多いようです。カレーにはつきものの食品であり、らっきょうが無いとカレーじゃない、と言い切る方もいるんだとか。少し古い話では、らっきょうを食べて変身するヒーローも存在しましたね。そんな、らっきょうの糖質とカロリーを見ていきましょう。

らっきょうの糖質は低め

らっきょう100gには29.3gの炭水化物が含まれており、一見すると糖質が高そうにも見えますが、実際は食物繊維が21gほど含まれることから、糖質量は100gあたり8.3gとなります。糖質量は「炭水化物-食物繊維」でもとめることが出来るのです。

100gあたりで紹介したものの、らっきょうを1度に100gも食べる機会は滅多にないですね。1個あたりだと重さ5g程度ですので、糖質量は0.4g程度でしょう。これを1度に5個か6個くらい食べても摂取糖質量は2g前後。

スタンダード糖質制限なら一食あたり40gまでの糖質が摂取できますし、そこまで気にせずとも大丈夫だと思います。ただ、これはあくまでも手を加えない状態のらっきょうのスペックです。

らっきょうの甘酢漬けはやや高糖質

上記でらっきょうの糖質が低めと分かりましたが、あれは味付けをする前の糖質量です。私たちがカレーなどのトッピングに用いるらっきょうは素のものではなく、基本的に塩漬けや甘酢漬けとなって状態であり、糖質量は当然ながら変わってきます。

よくカレーのトッピングに用いられる甘酢漬けの場合、100gあたり約25.9gの糖質を持っていますね。実際に使う量が5個だとして重さは25g、糖質は6.4gほど。口に出来ないほど高糖質ではないものの、糖質制限中なら警戒しておきたいところですね。

らっきょうを大量に使う人の場合、トッピングだけで糖質が10gオーバーになる可能性もあります。糖質摂取量を抑えるためにも、らっきょうの甘酢漬けは使い過ぎないよう注意してください。

らっきょうの甘酢漬けは自作しよう

らっきょうの甘酢漬けはスーパーなどで簡単に購入できますが、市販のものだと味が濃い目なため糖質量も高めです。そこで、糖質制限中はらっきょうの甘酢漬けを自作しましょう。

らっきょうの下処理は必要なものの、基本的には砂糖や酢に漬けるだけなので、そう難しくはありません。ただ、普通のレシピ通りに作ってしまうと砂糖の量が多いことから糖質が高めになってしまいますので、砂糖は使わずに糖質カットの甘味料を使うようにしましょう。

これなら、らっきょうの甘酢漬けの味を大きく変えることなく糖質だけを抑えることができます。糖質が低めのものなら、少し多めに食べても問題なし。糖質が高い料理は自分で低糖質にする。これは糖質制限の基本ですよ。

らっきょうのカロリーは低め

らっきょうのカロリーは甘酢漬けで100gあたり115kcalほど。1個（5g）あたりなら6kcalほどしかありません。そのため、カロリー制限中でも特に問題なく口に出来るでしょう。

ただ、カレーライスに乗せたり、タルタルソースの材料にする時は合計カロリー量に気を付けてください。カレーライスは1杯あたり800kcal前後ありますし、タルタルソースもマヨネーズを多く用いることからカロリーが高くなりがちです。

カロリー制限を行うなら、そのまま食べるかサラダなどにするのが無難そうです。ちなみに、らっきょうは口臭が残ることから外で食べる時はタブレットなどを用意しておくといいですよ。牛乳でも効果がありますが、お店によってはメニューにないこともありますし、タブレットの方が気軽でしょう。

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