モンブランはカロリー高め？糖質制限には向いている？

モンブランは栗好きにはたまらないスイーツのひとつ。ケーキ屋さんに行ったらどれにするか迷わずモンブランと即答、なんて方も多いのではないでしょうか。そんなモンブランのカロリーは高いのか、糖質制限には向いているのかを紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

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モンブランは高カロリースイーツ

モンブランは数あるスイーツの中でもなかなかの高カロリー。平均サイズ1個あたりなら425kcal、100gあたりなら358kcalあると言われています。

スイーツ代表ともいえるチーズケーキが315kcal、ショートケーキが1個で366kcal、チョコケーキが438kcal。かろうじてチョコケーキよりは低いもののチーズケーキと比較してしまえば100kcal以上も高いことになります。

一般的な成人男性が一食で摂取するカロリーの目安が600～700kcalと言われていますので、モンブラン1個で半分以上。菓子パンでもプラスすればおおよそ目安カロリーに到達してしまうでしょう。

クリームやバターなども原因ではありますが、栗の甘露煮も高カロリー。100gあたり238kcalほどでモンブランには約55g程度が使用されます。

つまり、モンブランのカロリーのうち100kcalちょっとは栗によるものです。このことからモンブランだけでなく栗きんとん等の栗料理が好きな方は気を付けなくてはなりません。

モンブランは高糖質

平均サイズのモンブランは1個で約49.5gの糖質を持っています。ギリギリ50gを下回ったとはいえ、もうほぼ50g。スタンダード糖質制限の目安が一食40g以下ですので、糖質制限中には基本的に口にすることができません。

プチ糖質制限なら一食が60g以下なのでギリギリ大丈夫なものの、食事の量を大幅に抑えなくてはならないデメリットがついてきます。

薄力粉やクリームも原因ではありますが多くは先ほど紹介した栗の甘露煮のせいですね。55gの栗の甘露煮に含まれる糖質はなんと約29.7g。栗だけでも十分に糖質オーバーの範疇です。

ちなみにチーズケーキは約16.8g、ショートケーキは約28.6g、チョコケーキは約34.5g。カロリーについてはチョコケーキのほうが高かったものの糖質で見れば圧倒的な差。モンブランよりも高糖質なケーキはそうそうないかもしれません。

ここまでの紹介でお判りだとは思いますが当然ながら糖質制限には不向き。モンブランを毎日食べようものなら糖質過多でどんどん肥満に近づく恐れもあります。

モンブランには多くの種類がある？

さて、ここまででいかにモンブランが高カロリー高糖質なスイーツか理解していただけたでしょうか。

とはいえ、先ほどまで初回していたのは平均サイズのモンブランの話。コンビニやレストランなどで提供されるモンブランは商品やメニューごとにサイズや材料の配分が違ってくるため、必ず先ほどのような数字になるとは限りません。

たとえば、数ある中には小さめのモンブランが2個入った商品もあります。これなら1個あたりのカロリーや糖質は低め。もちろんモンブランである以上、一定量のカロリーや糖質摂取は避けられませんが、食事の量を減らすなど工夫すれば口にできると思います。

また、調べてみると低糖質モンブランもあるようです。砂糖や小麦粉を甘味料やおからに置き換えることで糖質をオフ。それでいて100gあたりの糖質を5g前後に減らせるんだとか。栗が使われている以上、本来ならそれなりの糖質量になるはずなので、もしかすると栗の量が少ないのかもしれません。

そのあたりは実際に注文して確かめてみるのが早そうですね。栗をおからクリームに置き換えてモンブラン風のスイーツを作るといった工夫をする方もいますので、いろいろ試してみるといいでしょう。

私達といっしょに糖質制限を広めてみませんか？