2017/02/09更新
お好み焼きの糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
いまや関西人だけでなく全国で人気の高い料理がお好み焼きですが、小麦粉を使った料理ですので、糖質制限に向かない料理のひとつです。ただし、その糖質量がどれくらいなのかについては把握していない人がほとんどです。糖質制限をするときはよくある食べ物の糖質はある程度把握しておきたいところです。
ここではそんなお好み焼きの糖質がどれくらいになるのか、その糖質量を算出し糖質制限にどれくらい向いていないのか、そして糖質を抑えたお好み焼きを作る方法などを紹介します。
お好み焼きの糖質を計算してみよう
お好み焼きは糖質量があまりわからない料理のひとつで、お好み焼き屋さんでも糖質量どころかカロリーでさえも表示をしていないお店がほとんどです。カロリーや糖質を気にする人はお好み焼きを食べないほうがいいということなのかもしれません。
お好み焼きの糖質は薄力粉ときゃべつによるものがほとんどです。1人前のお好み焼きには薄力粉60gとキャベツを30g、そして大和芋20g使います。薄力粉は小麦粉と同じだと考えてください。
お好み焼きの材料 | 糖質量 |
---|---|
薄力粉 60g | 44g |
キャベツ 30g | 1g |
大和芋 20g | 4.9g |
関連:粉類の糖質は?小麦粉・大豆粉・ふすま粉・そば粉・パン粉など
これだけで糖質量は約50gにもなります。もちろん他にも様々な食材を使い、しかもソースを付けますので糖質量はこれよりも多くなりますが、お好み焼きの1枚でおおよそ55gの糖質が含まれています。ちなみにこのときのカロリーは545kcalです。
スタンダードな糖質制限をしている人が、1食に摂取していい糖質量は40g以下とされていますので、お好み焼き1枚でその量を超えてしまいます。
しかも男性はお好み焼き1枚ではとても足りませんので、1枚半もしくは2枚は食べると思いますので、1食分の糖質やカロリーはその1.5倍や2倍にもなります。このためお好み焼きはダイエット中に食べてはいけない料理のひとつということがわかります。
広島風お好み焼きの糖質とカロリーはもっと高い
上記で紹介したのは関西風のお好み焼きで、糖質もカロリーも高いためダイエットには向いていないことがわかりましたが、もしかして広島風お好み焼きなら食べられるという淡い期待を抱いている人もいるかもしれません。
実際に使用する薄力粉の量は関西風お好み焼きよりもやや少ないのですが、キャベツの量は3倍になり、何よりも中華そばが加わってしまいますので、広島風お好み焼きの糖質量は77g、カロリーは870kcal前後になります。関西風お好み焼きよりもダイエットには向いていません。
中華そばを抜いてしまえば、糖質とカロリーは大きく下がりますが、そうなると量が足りなくなり、追加で食べてしまうことで、関西風お好み焼き同様に糖質もカロリーもオーバーしてしまいます。ちなみに広島風お好み焼きの本場、広島では中華そばの入っていないものが標準です。
いずれにしても関西風も広島風もお好み焼きはダイエットに不向きの料理のひとつです。
糖質少なめのお好み焼きは自分で作ることができる
糖質制限が一般的になってきたことで、さまざまな低糖質食材が出回り、最近はお好み焼きのような糖質が高めの料理でも、糖質を減らして作ることが可能になっています。例えば小麦粉の代わりにおからパウダーに置き換えるだけで糖質を減らしたお好み焼きを作ることができます。
小麦粉の代わりに水をよく切った豆腐を使うという方法もあります。お好み焼きの味はほとんどソースで決まっているようなものですので、おからパウダーや豆腐で代用しても、その食感が似ていれば、違和感なく小麦粉抜きのお好み焼きを楽しむことが出来ます。
糖質制限にこだわるのであれば、ソースの糖質もなんとかしたいところですが、ソースはとても手の込んだものですので、簡単には味の再現ができませんので、市販品を付けすぎないように注意して利用しましょう。ソースを少なめにしてマヨネースを多めにすることで、全体の糖質を下げることもできます。
工夫次第で、お好み焼きもダイエット向きの料理にしてしまえるのが糖質制限の面白さです。料理好きの人はぜひ糖質少なめのお好み焼き作りに挑戦してください。
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