2017/02/09更新
冷奴のカロリーは?糖質制限ダイエットには向いている?
豆腐は低カロリー高タンパクでダイエットに適した食材とされ、様々なダイエット食に使われていますが、ほぼ豆腐そのままの姿の冷奴はダイエットに向いているのでしょうか?ここではそんな冷奴のカロリーや糖質について、ダイエットに向いているかという視点で紹介します。
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冷奴のカロリーはやや低めでも食べ過ぎ注意
豆腐はヘルシーな食材として海外でも注目されていますが、実際に食べようとすると思ったよりも低カロリーにはなりません。絹ごし豆腐は100gあたり56kcalで、冷奴の場合は醤油や薬味を使いますので、おおよそ59kcalです。
十分にカロリーが低いじゃないかと思うかもしれませんが、豆腐100gというのはどれくらいの量かイメージできますか?スーパーやコンビニで売られている2個入りの豆腐の1個が200gです。3個パックになっているものは1パックが150gです。
冷奴にして食べる場合は、150〜200gが1人前です。しかもメインの料理としてではなく、サイドメニューとしての量です。もし1人前を200gとするなら、冷奴1食分のカロリーは118kcalです。これはサイドメニューと考えると決して低いカロリーではありません。
そのうえ絹ごし豆腐は89.4%が水です。200gのうち178.8gが水ですので、人によってはまったくお腹にたまりません。豆腐を食べてもすぐにお腹がすいてしまうという人がいますが、これは豆腐のほとんどが水分だからというのもその理由のひとつになります。
お腹がすいてしまうからといって冷奴をたくさん食べると、摂取カロリーはもちろん増えてしまいます。冷奴以外のおかずを増やしても同じことです。豆腐を使ってカロリー制限ダイエットをしようと思うと、しっかりとしたカロリー計算が求められます。
冷奴のカロリーは低めでも、すぐにお腹がすいてしまい、ただカロリーだけを摂取したような形になるのがカロリー制限ダイエットで豆腐を食べるときの難しさです。数字の上では問題なくても、実際にカロリー制限ダイエットに向いているかというと、判断が難しいところです。
冷奴の糖質はかなり少なめ!
カロリー制限ダイエットでは豆腐の扱いが難しいのに対して、糖質制限ダイエットの場合はとても考え方がシンプルです。スタンダードな糖質制限は1食の糖質量が40g以下になれば問題ないとしていますので、豆腐だけでなく一緒に食べる料理の糖質も合わせて計算を行います。
冷奴200gの糖質は3.4gでかなりの低糖質で、200gの冷奴を食べても1食でまだ36.6gもの糖質を摂ってもいいことになります。1丁分の豆腐300gでも糖質量は5.1gにしかなりません。そんなこと言って30gくらいの糖質だとお腹いっぱい食べられないのでは?そう思う人もいるかもしれません。
糖質制限ではご飯や麺、パンなどを避けておけば、かなり多くの種類の料理を食べることができます。一般的な中華料理のほとんどが1皿で糖質量は20g以下で、10g以下になる料理もたくさんあります。豆腐でお腹いっぱいにならなくても、他に腹持ちのいい料理をしっかりと食べることで、満足度の高い食事をすることができる。これが糖質制限の魅力です。
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冷奴は糖質制限ダイエットに適している?
冷奴のカロリーはそれほど高くなく糖質も低めです。このためカロリー制限ダイエットでも、継続さえできれば冷奴でダイエットをすることができます。1食の摂取カロリーを600kcal以下に抑えることができれば、体重は間違いなく落ちていきます。
ただし、すでに紹介したように、冷奴中心の食事は腹持ちも悪く、すぐに空腹感を持つようになるため、カロリー制限ダイエットの場合は、いかにして空腹を耐えるかということが課題になります。そして空腹に耐えられなくなった人は、ダイエットを止めてしまいます。
理論的には冷奴はカロリー制限ダイエットに向いていそうですが、実は間食などもしてしまってなかなか痩せられないのが現実です。それに対して糖質制限ダイエットでは、冷奴以外の料理でお腹いっぱい食べることができますので、空腹感なくダイエットを続けることができます。
冷奴は糖質制限に向いた料理のひとつですので、外食などでも安心して注文してください。
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