2017/02/09更新
レバニラのカロリーは?糖質制限ダイエットには向いている?
レバーは鉄分だけでなく、ビタミンも豊富に含んでいる栄養価のとても高い食材のひとつです。このため、中華料理では積極的にレバニラを食べているという人も多いかと思います。そんなレバニラですが、ダイエットという点で考えたときにはどうなのでしょう?
ここではレバニラのカロリーや糖質を、ダイエットという視点からチェックしていきます。レバニラの思わぬ落とし穴なども含めて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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レバニラはカロリーも低く栄養価の高い料理
レバニラ1人前の量やレシピは作るお店によって変わりますが、1人前200gとしてカロリーは180kcalくらいになります。レバーはお肉と比べてカロリーが低めですので、カロリー制限ダイエットで考えたときはとても有効な料理のひとつです。
成人男性が1食で摂取するカロリーの目安は600〜700kcalとされていますので、おかずとして180kcal程度であれば、ダイエット効果を期待することができます。もちろんご飯を食べすぎたり、レバニラを大盛りで食べたりするとダイエットにはなりませんが、それでも太りにくいことには違いありません。
しかもレバニラはとても栄養価の高い料理です。栄養素によっては1日に必要な量をニラレバ1人前で摂ることができます。カロリーが低く栄養価も高いレバニラですので、カロリー制限ダイエットにはとても適した料理のひとつと言えます。
レバニラのすべてが低カロリーなわけではない
レバニラのカロリーは1食分で180kcal程度と紹介しましたが、中華料理店などのレバニラ単品のカロリーを見てみると400〜500kcalくらいあります。カロリーが倍近くなってしまうのですが、なぜこのようなことが起きるのでしょう?
実はレバニラの作り方で、レバーの処理をするときに油で揚げる作り方と、揚げずに炒めるという作り方があります。唐揚げのカロリーが高いことからも分かるかと思いますが、揚げ物はカロリーが高くなります。
チェーン店のレバニラはレバーの臭みを取り除くために、レバーを油で揚げていることが多いため、カロリーが高めになります。こうなると、レバニラはカロリー制限ダイエットに向いているとは言えなくなってしまいます。
難しいのは注文して出てくるまで、油で揚げているレバニラかどうかがわからないということです。カロリー表示をしているお店ならいいのですが、個人経営の中華料理店などではそれも期待することができませんので、注文するときにいちいち確認する必要があります。
カロリー制限ダイエットを考えたとき、ニラレバは自分で作るぶんにはいいのですが、外食ではできるだけ避けておいたほうが無難です。
レバニラの糖質は少なめ!糖質制限ダイエット向きの料理
レバーを油で揚げていないレバニラの糖質量は1人前でおおよそ8.2gです。スタンダードな糖質制限での1食での糖質量の摂取目安は40g以下ですので、レバニラ1人前はまったく問題のない量です。実際に食事がレバニラ1人前だけで足りませんので他のおかずも注文しますが、これくらい糖質量が少なければ、選択肢の幅が大きく広がります。
また油で揚げたときには片栗粉を使うため3〜5gは糖質が増えますが、それらを加えても15gにもなりませんので、それほど気にすることはありません。糖質制限ダイエットの場合は、どんなレバニラでも糖質を気にすることなくお腹いっぱい食べることができます。
糖質制限を行うとむしろ気をつけたいのはカロリー不足です。ご飯や麺類といったカロリーの多い食品を食べられませんので、どうしてもカロリーが不足気味になります。レバーを油で揚げていないレバニラはカロリーがかなり低めですので、組み合わせる料理はカロリーが少し高めのものを選びましょう。
もちろんカロリーが少なければ痩せやすいというメリットがありますが、力が入らなくなるなどの問題もあります。一気に痩せたいのでなければある程度のカロリーは摂取するようにしましょう。油で揚げているレバニラの場合は、カロリーは気にする必要はありませんので、好きな料理と組み合わせるようにしましょう。
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