2017/02/03更新
ホイコーローのカロリーは?糖質制限ダイエットには向いている?
ホイコーロー(回鍋肉)はカロリーの高い豚バラ肉を油で炒めて作るため、かなり高カロリーなイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょう?中華料理は見た目とカロリーが一致しないことがよくあります。
ここではダイエットをしている人が気になる、ホイコーローのカロリーと糖質について紹介し、ダイエットに向いている食材であるかどうかの解説を行います。ダイエットをしていても中華料理が好きという人はぜひ参考にしてください。
関連:中華料理の糖質ランキング30品目!カロリーも一覧表でチェック
ホイコーローのカロリーはそれほど高くない
豚バラ肉はお肉の中でもカロリーが高く、その豚バラ肉を野菜と一緒に油と炒めるのがホイコーローですので、間違いなく高カロリーと思いきや、豚バラ肉のカロリーと炒め油以外は低カロリーな食材と調味料で作られているため、思った以上にカロリーは低めです。
お店によって多少変わりますが、ホイコーロー1食分のカロリーは約250kcalですので、ご飯一膳分のカロリーよりもやや少ないくらいで、豚バラ肉を使っていることを思えば、十分にカロリーの低い料理だと言えます。
ただし豚バラ肉の量によって簡単にカロリーが変わってしまいますので、お店によってはカロリーが500kcal近くになることもあります。盛り付けが多いお店や、お肉の量が多いお店のホイコーローはカロリー高めになりますので注意が必要です。
ホイコーローのカロリーが250〜350kcal程度であれば、カロリー制限ダイエットをしている人にとっては1食分のカロリーとしてはやや少なめです。ところがご飯や他のおかずを含めた1食分のカロリーは600〜800kcalになり、成人男性が1食で摂るカロリーの目安の範囲内になるため、決して痩せやすい料理ではないとされています。
ホイコーローは糖質低めで糖質制限ダイエット向き
カロリー制限ダイエットの場合は、ホイコーローは積極的に食べるほどの料理ではありませんが、糖質制限という視点で見てみると、実はホイコーローはかなりダイエットに向いている料理です。ホイコーローの糖質量は約7.1gですので、大盛りで食べても太りません。
7.1gの糖質の素となっているのが、ピーマンやにんにく、ねぎといった野菜と、調味料として使われている、砂糖と片栗粉です。これらを他の食材に変えたり、代用品にすることでさらに糖質量を抑えることができますが、ここまで糖質量が少ないとその効果もあまりありませんので、スーパー糖質制限をしているのでなければ、通常のホイコーローを食べても何の問題もありません。
もっと糖質を減らしたい場合は、砂糖を甘味料に換えて、とろみを加えるための片栗粉は寒天小やグアーガムに換えることで、糖質量をさらに2〜3g減らすことができます。スーパー糖質制限をしている人や、徹底して糖質を減らしたいという人は、自分で糖質の低いホイコーローを作ってみましょう。
参考:ホイコーロー以外の食品の糖質を「食材糖質チェックリスト」でチェック
ホイコーローは糖質制限ダイエットに向いている?
ホイコーロー(回鍋肉)はカロリーが少なめとはいえ、低カロリーなわけではなく、むしろお店によってはカロリーが高くなりますが、糖質制限ダイエットをするときには、その程度のカロリーは気にする必要はありません。
むしろ糖質制限に適した料理はカロリー不足になってしまう可能性が高いため、ホイコーローくらいのカロリーがある方が安心して食べることができます。もちろんダイエットという意味ではカロリーは少ないほうがいいのですが、少なすぎるのも健康的ではありませんので、ホイコーローくらいのカロリーは許容範囲内だと考えましょう。
糖質制限をしているときはホイコーロー1皿だけでは足りませんので、他のおかずを注文することになりますが、ホイコーローの糖質が低いため、他のおかずの選択肢が広がるというのもホイコーローのメリットのひとつです。
選択肢が広がると食事が楽しくなり、お腹いっぱい食べるころもできます。非常にメリットの高いホイコーローは糖質制限ダイエットを行う上で、積極的に日々の食事に取り入れて欲しい料理のひとつです。糖質制限ダイエットを行っている人は、中華料理店に行ったときにはぜひホイコーローを注文してください。
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