2017/04/17更新
麻婆豆腐の糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
麻婆豆腐は中華料理の中でも人気の高いメニューのひとつですが、その糖質が気になるメニューのひとつでもあります。野菜炒めなどであれば糖質が低めなのは分かりやすいのですが、マーボー豆腐には様々な調味料が使われていますので、糖質量がわかりにくいですよね。
ここではそんな麻婆豆腐の糖質が低いのかそれとも高いのか、そしてカロリーがどれくらいあるのかについて紹介します。
関連:中華料理の糖質ランキング30品目!カロリーも一覧表でチェック
麻婆豆腐の糖質は少なめでおすすめの中華料理
麻婆豆腐の糖質の元になるのが、片栗粉とねぎです。片栗粉はかなり糖質が高いのですが、麻婆豆腐で使う片栗粉は、1人前で小さじ2くらいですので6g程度です。片栗粉の糖質量は100gで81.6gとかなり高めですが、小さじ2程度ですと糖質は約4.9gくらいにしかなりません。
長ネギも1人前に使うのは1/4本くらいですのでおおよそ25gです。長ネギ100gに含まれる糖質が5gですので、1人前でたったの1.25gです。その他に豆腐や調味料の砂糖にも糖質が含まれていますが、それらすべてを合わせても、麻婆豆腐の糖質量はおおよそ15gです。
スタンダードな糖質制限をしている人は1食分の糖質を40g以下に抑えるのがひとつの目安ですので、1人前の糖質量が15gというのはかなり低い値です。糖質をしていますので、ご飯や麺を注文できないため、他の料理で補うことになりますが、唐揚げや少量の餃子などを組み合わせることもできます。
ちなみに、麻婆豆腐1皿のカロリーは360kcal前後です。お店によって多少変わりますが、カロリーもそれほど高くありませんので、糖質制限ダイエットをしている人にも向いています。とはいえ糖質制限の場合は、カロリーをほとんど気にする必要はありません。
麻婆豆腐のように糖質が少なめの料理は基本的に低カロリーという傾向もあるため、むしろカロリー不足を注意する必要があります。他の料理と合わせてしっかり食べるようにしましょう。
参考:麻婆豆腐以外の食品の糖質を「食材糖質チェックリスト」でチェック
もっと糖質低めな麻婆豆腐を作ろう!
お店で出てくる麻婆豆腐はそれだけでも糖質は低めですが、自分で作ればさらに糖質を下げることができます。麻婆豆腐は難しいと思っている人も多いようですが、材料が少し多いだけで、あとは順番に混ぜていくだけですので、実はお手軽メニューのひとつです。
糖質を下げるためにするべきことは、糖質の原因になっているものを他のものに変えるだけです。例えば片栗粉は粉寒天やグアーガムに変えて、砂糖は甘味料にすることで糖質を大きく減らすことができます。長ネギの風味は活かしたいところですので、そのまま使いましょう。
これだけで麻婆豆腐の糖質は10g以下になりますので、2人前くらい食べても糖質量は問題ありません。できれば他の料理を加えてバランスの良い食事にするのが理想ですが、麻婆豆腐をしっかりと食べたいという人には自分で作ってみるのがおすすめです。
糖質制限中に麻婆豆腐を食べるときの注意点
マーボー豆腐は糖質もそれほど多くありませんので、食べるときに特に何かを気にする必要はないのですが、できるだけ糖質を減らしたいという人のために、ワンポイントアドバイスをしておきます。
まずとろみはできるだけ残すことです。麻婆豆腐の糖質のほとんどはとろみの中に入っていますので、すべてきれいに食べたい気持ちもわかりますが、豆腐と挽肉を食べたら、残ったとろみは残してしまいましょう。これだけでかなりの糖質カットができます。
またご飯や麺がNGですので、何と一緒に食べるかが大切です。麻婆豆腐は豆腐と挽肉がメインですので、たんぱく質は十分ですが、その他の栄養素が不足気味です。できるだけグリーンサラダなどの野菜をたくさん食べるようにしましょう。
また、中華料理のお店などで出て来る麻婆豆腐は、食べ過ぎには注意してください。糖質が多くないとはいえ、2人前も頼んでしまうとさすがに糖質量が多くなります。麻婆豆腐をたくさん食べたいようなときは、上で紹介したように糖質少なめの材料を使って自分で作るようにしましょう。
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