2016/11/09更新
バジルは糖質制限中に食べてもOK?糖質やカロリーを徹底解剖
よくパスタやスイーツの上に乗っているバジル、みなさんはきちんと食べていますか。残してしまう人も多いようですが、バジルは栄養のたっぷり詰まった貴重な野菜。糖質の低さらかダイエットにもぴったりです。
バジルの栄養成分(100gあたり) | |
---|---|
エネルギー | 24kcal |
タンパク質 | 2g |
脂質 | 0.6g |
炭水化物 | 4g |
食物繊維 | 4g |
糖質 | 0g |
ナトリウム | 1mg |
カリウム | 420mg |
ビタミンC | 16mg |
カルシウム | 240mg |
鉄 | 1.5mg |
ビタミンB6 | 0.11mg |
マグネシウム | 69mg |
参考:糖質制限ダイエット食品が分かる「食材糖質チェック一覧表」
バジルは糖質制限向き!
しそ科のハーブの一種であり、日本名をメボウキというのがバジル。イタリア語ではバジリコとなり、こちらの名前で呼ばれることも多いですね。そんなバジルは糖質制限向きの野菜として人気があります。
実際にバジルを使った糖質制限ダイエットにチャレンジしている方も多め。様々な料理と組み合わせることができますし、最近は家庭菜園でバジルを育てる方も増えてきているようです。
また、糖質制限ではいかに糖質の量が少ないかが勝負となるわけで、その点についてバジルはとんでもない値をたたき出します。
バジルの糖質はどれくらい?
先ほどとんでもないと言ったバジルの糖質。これは生であれば100g中0g、ほぼ糖質を含まなさい野菜となっています。そのため、ダイエット中に少し多めにバジルを摂取しても問題なし。とはいえ、そのままレタスやキャベツのように食べることの少ない野菜ですからね。そこまで摂取量が増えることもないでしょう。
パスタやピザなどに彩りと一味追加したいな、なんて思うときにトッピング。これによって糖質が急激に増えることは無いということです。バジルが好きな方は積極的に摂り入れるといいでしょう。
バジルは野菜の中で糖質が多い?少ない?
世の中に存在している数字から負の整数、すなわち-の数値を取り除いたとき、残るのは正の整数と0であり、その中から最少を求めよと言われれば、これは否応なしに0となるわけであり、結局のところ何が言いたいかといえば基本的に糖質0よりも糖質が低い野菜は存在しないということ。
生のバジルを糖質表でチェックすると100gあたり0ですから、野菜の中で考えれば確実に少ないほうに部類するわけです。中途半端な数字であれば「多いのかな、少ないのかな」と考える必要があるわけですが、バジルについては特に考えなくてもいいでしょう。
しつこいようですが0ですからね。ちなみに、生バジルよりも糖質の少ない野菜はなくとも、クレソンや菜の花といった同じ糖質0の野菜はいくつか存在します。
バジルのカロリーは?
バジルは100gあたり24kcalです。糖質に対して少し多く感じるものの、食品全体で考えれば少ないほう。ちょうど生キャベツと同じくらい、と言えば分かりやすいでしょうか。
低めなのでそこまでカロリーを意識して摂取することもないでしょう。極端な食べ過ぎでなければ問題ないです。むしろ豊富な栄養価のことを考えると、ぜひ糖質制限ダイエット中に摂取してほしい野菜です。
バジルの主要成分
バジルの主要成分は水分と多くの栄養素。有名なものとしてはβカロテンやビタミンE、ビタミンK、各種ミネラルなどが豊富です。βカロテンは体内でビタミンAへと変換される成分であり、これが皮膚や粘膜をサポートすることで免疫力が向上すると言われています。
また、皮膚の代謝能力をアップさせることから肌の乾燥やニキビなど肌トラブルも防いでくれるでしょう。既にアメリカの国立ガン研究所において、ガン予防の植物リストに記載された野菜でもあります。
ビタミンE抗酸化作用のあることで有名なビタミン。体内に過剰発生しがちな活性酸素を抑えることで生活習慣病から肌の老化、さらにはガンまで予防してくれます。
他にも日本人の大半が不足しているカルシウムを多めに含んでいたり、貧血気味の女性に嬉しい鉄分を含んでいたり、コレステロールや血圧値に効果的なサポニンを含んでいたり。様々な栄養成分で健康をサポートしてくれます。
バジルの簡単糖質制限レシピ
ここでバジルを使った簡単糖質制限レシピを紹介。簡単なうえに美味しく、それでいてダイエットにぴったりのレシピとなっているので、ぜひメモをしておいて時間のある時にチャレンジしてみてくださいね。
しらたきパスタにバジルを添えて
やはりバジルならパスタといきたいところですが、あれはカロリーや糖質が高めになることも。そこでパスタの代わりにしらたきを使ってヘルシーな料理に仕上げましょう。
用意するのは、しらたき500gと15枚程度のバジル、鶏むね肉を50g、後はキャベツを少し多めに。調味料にはチキンスープの素や塩コショウを用意します。まずしらたきを茹でている間にフライパンにオリーブオイルをひき、最初は小さめに切った鶏肉を炒め、それからキャベツを投入し、きちんと火が通ったと思ったらメインのしらたきも加えましょう。
後はそこに各種調味料を加えて味を調え、火を止めてから細かく刻んだバジルを少し多めに乗せて完成。バジルの量は好みに合わせて調整してくださいね。素材は違うもののダイエット中でもパスタが食べられちゃいますよ。
まとめ
糖質0でカロリー24kcalなうえ、βカロテンをはじめとした栄養が豊富なバジル。今まで注目していなかった方もこの記事を見たらもう無視できない存在となったでしょう。本当に様々な料理に使える万能アイテムですので、ぜひ皆さんもアレンジしながら楽しんでみてください。
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