2017/06/16更新
里芋の糖質はどのくらい?低い高い?カロリーは?
里芋は東南アジアを原産とするタロイモ類の仲間でありサトイモ科の植物。表面にぬめりのある食品として有名で、よく煮物やおでんなどの具材に用いられます。ちなみに、ぬめりが厄介だと思えば皮がついた状態で10分ほど茹でると、簡単に下ごしらえができますよ。そんな里芋の糖質とカロリーを見ていきましょう。
里芋は糖質やや高めの食品
里芋は100gあたり約10.8gの糖質を持つ食品です。一般的なサイズで1個あたりの重さが40g前後ですので、1個あたりだと糖質約4.3g。野菜の一種だと思って油断していると、糖質が高いことに驚くかもしれませんね。
ただ、これでも芋類の中では低糖質な方だったりします。芋類はどれも糖質が高い食品で、長芋なら100gあたり12.9g、ジャガイモで16.3g、大和芋で24.6g、さつまいもだと29.2gも糖質を持つのです。さつまいもに比べれば3分の1程度ですからね。芋類の中では口にしやすいと言えるでしょう。
ただ、食品全体で見れば100gあたり糖質10gオーバーはなかなかに高く、食べ過ぎてしまえば糖質オーバーのもとになります。キャベツやレタス、ピーマンなどの低糖質野菜と同じ感覚で食べるのはやめてくださいね。
おでんは糖質制限にぴったりと言いつつ、里芋ばかり食べていれば意味がありませんし、摂取量はほどほどにしておきましょう。スタンダード糖質制限で一食の糖質摂取目安が40g以下ですので、1日1個か2個程度にしておくといいですよ。
里芋の糖質は料理次第で高くなる
さて、先ほど紹介した里芋の糖質ですが、これは調理前のものです。つまり、何も味付けをしない里芋をそのまま食べるのなら、100gあたりの糖質摂取量は10.8gで済みますが、ここに醤油や砂糖などの調味料を加えて料理するなら当然ながら糖質量が上昇します。
たとえば、里芋を使った料理で有名なのが里芋の煮っ転がしですね。これの1人前には里芋を1個しか使わないにかかわらず、約8.8gの糖質が含まれると言われています。
先ほど話したように里芋1個の糖質は約4.3g。要は他の材料や調味料の影響で糖質が2倍程度になっているわけです。理由は煮っ転がしに醤油や砂糖、みりんなどが用いられるからですね。特に砂糖とみりんは非常に糖質が高い調味料であり、砂糖については使用グラム数がそのまま糖質増加量に繋がります。
また、里芋と言えば蓮根と一緒に煮ものを作るのも有名ですが、蓮根も高糖質なことで有名な野菜であり、100gあたり約13.5gの糖質が含まれます。
これら2つの食材が合わさったうえ、砂糖やみりんによる味付けが加わると、1人前の糖質が15gを超えることもあるので気を付けましょう。糖質制限中でも食べられなくはないものの、糖質オーバーしないよう摂取量を抑える必要があると思います。
里芋のカロリーは低め
里芋のカロリーは100gあたり58kcal、1個(40g)あたりなら23kcalほどです。糖質に対してカロリーは低くて平和ですね。これならカロリー制限中でも特に気にせず口に出来るでしょう。1回で300gも400gも食べることが無ければ問題ないと思います。
ただ、カロリーについても調理前の数字ということを忘れずに。ここに醤油や砂糖、みりんなどの味付けが加われば当然ながらカロリー量は上昇します。たとえば、里芋の煮っ転がしは1人前で83kcalほどあると言われていますね。味付けが濃い目になるとカロリーも高くなるので、ちょっと薄めの心がけてみてください。
薄味は減塩や糖質軽減にもつながります。ちなみに、里芋と一緒に用いられる蓮根は100gあたり66kcal。里芋よりやや高カロリーですので、カロリーが気になるなら里芋の量を増やし蓮根の量を抑えるといいかもしれません。
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