2016/11/09更新
春菊は糖質制限中に食べてもOK?成分やカロリーを徹底解剖
寒い季節に食べたくなる鍋料理につきものの野菜と言えば、何といっても春菊ですよね。鍋の中でよく煮込まれた春菊を肉料理と共に。想像しただけで涎が出てきますね。それでいてヘルシーなのだから文句なしです。
春菊の栄養成分(100gあたり) | |
---|---|
エネルギー | 22kcal |
タンパク質 | 2.3g |
脂質 | 0.3g |
炭水化物 | 3.9g |
食物繊維 | 3.2g |
糖質 | 0.7g |
ナトリウム | 73mg |
カリウム | 460mg |
ビタミンC | 19mg |
カルシウム | 120mg |
鉄 | 1.7mg |
ビタミンB6 | 0.1mg |
マグネシウム | 26mg |
参考:糖質制限ダイエット食品が分かる「食材糖質チェック一覧表」
春菊は糖質制限向き!
室町時代に日本にやってきた春菊は今や生活に欠かせない食材なわけですが、実は世界単位で食べられているわけではありません。春菊を食べるのは日本や中国などの東アジアだけ。一部の例外はあるようですが、もったいないですね。
そんな春菊は糖質が極めて少なくヘルシーなことから糖質制限向きの食材に分類されます。そもそも野菜は全般的に糖質制限向きなわけですが、その中でも群を抜いて優秀だったりします。糖質制限ダイエットにとりいれる前に具体的にな糖質やカロリーを知っておきましょう。
春菊の糖質はどれくらい?
食品が持つ糖質の量は炭水化物量から食物繊維量をマイナスすることで計算可能です。春菊100gあたりの炭水化物は3.9g、食物繊維は3.2gとなっているので、式は「炭水化物3.9g-食物繊維3.2g=糖質0.7g」となります。
たったの0.7gであれば気にしなくても大丈夫そうですね。カロリーも低いのでお腹いっぱいに食べられます。ただ、調味料などをつけすぎれば糖質、カロリー過多となることもあるので、その点だけは注意しておきましょう。
春菊は野菜の中で糖質が多い?少ない?
野菜全体で見て春菊は糖質が少ない方と言えます。先ほど触れたように野菜は総じて糖質が低い傾向にあるわけですが、さすがに0.7gとなるとなかなか。あの緑豆もやしですら0.8gありますからね。春菊の方がわずかながら低いです。
もう少し有名な野菜と比較してみましょうか。
キャベツなんかはヘルシーと言われながら糖質3.4gですし、ニンジンなんかはその2倍近い6.4gも含有しています。これらを考えると0.7gなど些細なものです。ちなみに、春菊は1パックで170gほど。
ブロッコリーなどと違ってほとんどが可食部分なので、1パック食べた場合は糖質1gから1.2gくらいでしょうか。どちらにしても大したことありませんね。買ってきたのを全て鍋などに突っ込んでしまって大丈夫そうです。
春菊のカロリーは?
春菊のカロリーはししとうがらし、ブロッコリー、こねぎと並んで100g27kcalです。こちらも十分に少なくトータルでヘルシーと言えそうですね。1パックが170gだとすれば約46kcal。春菊だけであれば多少は食べ過ぎても平気でしょう。
鍋料理の際などは肉類の食べ過ぎに注意してください。春菊が低カロリーだからと言っても、肉類を多く食べればすぐにカロリー過多になってしまいます。
春菊の主要成分
春菊の成分で注目したいのはビタミンB2、ビタミンE、βカロテン、各種ミネラルでしょうか。特にミネラルの量は他の野菜の追随を許さない豊富さとバランス加減。
体内の塩分をうまい具合に排出してくれるカリウムをはじめ、骨を強くするのに欠かせないカルシウム、マグネシウム、リン、さらには貧血予防の定番である鉄分まで。
様々なミネラルをバランスよく含有するのが春菊という野菜です。何気に3.2gの食物繊維もいいですね。食物繊維は便秘解消に一役買う成分。冬場は血行の滞りなどから便秘になりやすい時期ですので、鍋などで積極的に摂取するのが望ましいでしょう。同時に水分も少し多めに摂取するといいですよ。
また、ビタミンEは女性に嬉しい若返りのビタミン。体内の活性酸素の働きを抑えることで肌の老化を防いでくれます。さらに、生活習慣病やガンの予防にもうってつけ。
ガンは日本人の死因で最も多いもの。歳をとるごとにリスクが増加するので早めの対策が必要になります。他にも粘膜を保護してウイルスの侵入を防ぐβカロテンなど。嬉しい健康効果をたくさん持っているのです。
春菊の簡単糖質制限レシピ
ダイエット中でもどうせなら美味しく春菊を食べたいもの。ここからは簡単に作れる美味しい糖質制限レシピを紹介しましょう。
春菊と牡蠣の鍋
春菊といえばやはり鍋料理。アレンジ方法はいろいろあるのですが、今回は牡蠣を使ってみましょう。用意する材料はメインとなる牡蠣と春菊、それにもやし、キノコ、白菜など。好きな野菜を好みの量入れて大丈夫ですよ。材料が用意出来たら好みの味付けをした鍋に投入。あとは煮えるのを待って完成です。
じっくり煮込んだ後はスープに栄養が溶け出しているので飲みすぎない程度に摂取。最後は雑炊にするのもありですが、こちらも食べ過ぎには注意してくださいね。牡蠣にも豊富な鉄分が含まれているため貧血気味の女性にはぴったりでしょう。必要だと思う栄養に合わせて入れる野菜を工夫してみてください。
まとめ
糖質制限をはじめると、ついつい食事の糖質が気になってしまうもの。そんな時でも春菊くらいヘルシーなら思う存分食べることができます。食べ方も鍋に限らずいろいろあるので、ネットでレシピを検索したりしながら、上手に活用してみてください。
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